【ボクシング】2年前の今日、ヘビー級の一撃で115kgの巨体が吹っ飛び場外へ!16秒で戻り再開、ルールは?
2年前の今日、19年7月20日(現地時間19日)米ワシントン州にて中谷正義とテオフィモ・ロペスのIBFライト級王座挑戦者決定戦が行われ、ロペスが判定で勝利したが、その前座で珍しい出来事が起来ていた。それを米ボクシングプロモーションTOPRANK社が「2年前の今夜の珍事件として」Twitterにて映像を紹介した。
【動画】115kgが場外に吹っ飛ぶ! そして戻りKOされる衝撃シーン
その試合はカシアス・チェイニー(米)vsジョエル・コードル(米)のヘビー級8回戦。
チェイニーは身長198cmで体重114.6kg、15戦無敗でKOも量産。対するコードルは8勝2敗2分の戦績で身長は178cmながら体重は115.9kgと、体重はややチェイニーを上回る。
序盤からチェイニーが猛攻、フックの連打で攻めるとコードルはふらつき立っているのがやっとの状態。右フックがヒットしアゴが上がると、右フックで吹っ飛ばされ、そのままロープの間から場外に前のめりに落ちる。うつ伏せの状態からゆっくり立ち上がると、コードルはコーナー側から再びリングイン。場外から16秒。戦う意思を示し、そのまま続行も再び連打されレフェリーがスタンディング状態のまま試合を止めた。
果たしてボクシングの場外の時間規定はどうなっているのか。 現地で取材に行っていた植田洋介氏に話を聞くと「ボクシングの場外での時間規定はJBC(日本ボクシングコミッション)のルールブックには20秒。しかしこんなこと滅多にないこと。団体によって違うと言う話も耳にしたことがあり、試合を担当したレフェリーに直接聞くと、やはり20秒と言ってました」と言う。場外が10秒だと5秒で立ち上がっても残り5秒でリングに戻るのは難しい。だからこそ場外の場合は20秒と設定されているのではないだろうか。
なお、勝利したチェイニーはその後WBC米国ヘビー級シルバータイトルを獲得。現在も無敗を続け8月14日(現地時間)には米マサチューセッツ州で試合が予定されている。
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