【RISE】寺山日葵、小林愛三との王者対決は「運命なのかな、自分らしさ全開で相手の光を消す」
9月12日(日)東京・後楽園ホールにて『RISE GIRLS POWER.5』のメインイベントで、初代RISE QUEENフライ級王者・小林愛三(25=NEXT LEVEL渋谷)と対戦する初代RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)が公開練習を行った。両者は‐49.5kg契約のSuperFight!で対戦する。
寺山はキックミットにバックハンドや後ろ蹴り、様々なコンビネーションをブレない軸で次々と繰り出した。
2019年7月に行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメント」では、小林も寺山もエントリー。両者が勝ち進めば決勝戦で対戦する予定だったが、小林が準決勝で計量オーバーしたために失格となり、両者の戦いは幻となっていた。
寺山は「トーナメントの前にも2回ほど話があったが、流れている。今回ここでやるのは、そういう運命なのかな。今はお互いRISEのベルトを巻いて、何か特別なものを感じる」と、満を持しての今回だと語る。
寺山は小林の印象について「”ダイナマイト・ガール”という呼び名そのものという感じ。いつも熱いものがあって、バチバチのファイター」と評価。
また「(小林は)蹴りが綺麗で、練習の時とか結構お手本にさせていただいていた。上に見ていた選手と戦えるのはうれしい」としながら「自分も自信を持っているのは蹴り。愛三選手の蹴りはパワーがある分、隙が出来るなどデメリットもある。蹴りで相手を上回りたい」と蹴り対決でも自分が上と証明する。
激闘ファイター・小林に向かうにあたって「相手が誰であれ、自分の戦い方を貫くのは変わらない。自分らしさ前回で、相手の光を消す」と、小林らしさを出させないと宣言。
階級上の王者との対戦になるが「パワーだと私のほうが不利だと思うが、他の所で補う」とフィジカル差は気にしていない。
自分のほうが上回っている部分として「距離感やペースの持っていき方。相手の距離にはさせない」と間合いのコントロールで勝利に繋げる。
■女子キック背負う”女帝”「同性に見てもらい、勇気を与えたい」
今回は初の”日本格闘技の聖地”後楽園ホールでの女子大会だ。小林は「キック自体、天心の活躍などで今は世間も知ってくださるようになったくらい。ちょっと前は『キックやってます』と言っても『何それ、ボクシングに脚がついているの』と言った反応だった」と語る。
そして「女子キックはまだまだ知られていないし、まだまだ人気にもなっていない。男子のキックと比べると、女子は見たくないと思われることも多い。女子キックにしかないような気持ちの部分や、良さを広めたい」と意気込む。
続けて「同性である女性の方にも見てもらいたい。こんなにバチバチやってる女性もいるんだ、みたいな。私も格闘技見に行こうと思ってもらえるような。私もオリンピックで女性アスリートの活躍を見て、すごいなと勇気をもらえたので。私も、これは同性かは関係ないけど、勇気を与えられる存在になりたい」とキックを通じて見せたいものがあると熱く語った。
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