【ボクシング】女子世界４団体統一王者のテイラーが計量パス、子育て中の元IBF王者ハンが挑む

2021/09/05（日）UP
（最終更新：2022/02/26 04:10）

　本日9月5日（日本時間）イングランドにて世界女子ライト級4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一王者のケイティー・テイラー(35=アイルランド)が4団体同時防衛戦に挑む。
　対するは元IBF世界女子フェザー級王者のジェニファー・ハン(38=米国)。
　昨日4日の前日計量では リミット135ポンド（61.23kg以下）のところ、テイラーは134.75ポンド(61.12)、挑戦者ハンは134.25ポンド（60.89kg)でパスした。

【フォト】テイラーとハンの前日計量、互いの身体の仕上がり具合

　王者テイラーは身長165cmの右ボクサーファイター。12年ロンドン五輪ライト級金メダリストで、16年のリオ五輪ではメダルを逃し、その後プロ転向。2017年10月にWBA同級王者になると18年4月にはIBF、19年3月にWBO、同年6にはWBCと４団体統一に成功。2019年11月には1階級上のWBO女子世界スーパーライト級王座も獲得し、2階級制覇に成功した。プロ戦績18勝(6KO)無敗。

　対するハンは身長168cmの右ボクサーファイター。IBFフェザー級王座を15年9月に獲得後、4度防衛したが19年5月に子供を出産し2年間スポーツから離れていた。20年2月に2階級上げライト級のノンタイトル戦で勝利。昨年7月にIBFフェザー級王座を返上し、今回ライト級4団体のベルトを狙う。戦績は18戦（1KO）３敗1分。
　
　オッズ（英大手ウイリアムヒル）ではテイラー1.03倍、ハン11倍と大きくテイラーが有利となっている。子育てしながら参戦するハン、下馬評を覆し絶対王者に勝利することができるか。

　この大会の模様は9月5日（日本時間）午前3時よりDAZNで生配信され、この統一戦はセミファイナルの第8試合となる。なお、第9試合のメインは元IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン（英国）vsマウリシオ・ララ（メキシコ/23勝16KO2敗）で放送時間は午前5時以降を予定している。

この大会のDAZNライブ中継 （見逃し配信あり、まずはDAZN登録）

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