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【ボクシング】武居由樹が計量パス、前戦から井上尚弥、比嘉大吾らとスパーでパワーアップ「明日もバチっと勝つ」

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2021/09/08(水)UP

武居(左)は竹田(右)と共に54.3kgでパスした(大橋ジム提供)

 9月9日(木)に東京・後楽園ホールにて開催されるプロボクシング『フェニックスバトル80』(大橋ジム主催)の前日計量が8日行われ、メインイベント54.5kg契約6回戦に出場する元K-1 WORLD GP世界スーパー・バンタム級王者の武居由樹(25=大橋)とプロ5戦全KOの竹田梓(24=高崎)はともに54.3kgで一発パスした。

【フォト】井上尚弥vs武居由樹スパーリング

 武居はプロボクシング2戦目。3月のプロボクシングデビューから半年が経つ。SNSでは八重樫トレーナーとの練習や、井上尚弥とのスパーリングが紹介されていたが、本日の会見ではこの2ヶ月間、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)、日本フェザー級1位の渡部大介(ワタナベ)らともスパーリングを重ねてきたと話し、ボクシングスタイルも進化しているようだ。
 対戦相手で全KO勝利中の竹田については「左右強いパンチを持っている」と評価しながら「簡単ではないが、気を引き締め、3回以内に倒すことができれば」と意気込んだ。

 対する竹田は19年6月の『東日本新人王』予選で左のロングアッパーからの連打でTKO勝利、続く7月の準々決勝では左アッパーで2度のダウンを奪い2R1分14秒でTKO勝ち。しかし9月の準決勝は拳の怪我のため出場を断念した。以降、治療とコロナ禍もあり試合ができていないが、2年2ヶ月ぶりのリングでどのような戦いを見せるか。

 武居は計量後にSNSを更新し「計量54.3kgでクリアしました!明日もバチっと勝ちます!会場に応援来れる方はたくさんの応援よろしくお願いします!」とつづった。なお、チケットはすでに完売。果たして前回同様、バチっと勝つことができるか。

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