【K-1】五輪柔道金・石井慧のデビュー相手を務める愛鷹亮「K-1の壁として石井選手を倒す」とKO予告=9.20
9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』の[スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で、柔道北京五輪金でHEAT総合ヘビー級王者の石井慧(34=CROCOP TEAM)と対戦する、愛鷹亮(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行なった。
【動画】愛鷹亮が公開練習、当たれば一撃で倒せる迫力あるパンチ!
愛鷹は現在、K-1クルーザー級のトップファイター。19年には王者シナ・カリミアンを一撃KOして名を上げたが、現在は3連敗し後がなく、ここは絶対に負けられない戦いとなる。
対する石井は現在海外を中心にMMA戦を行い、直近の7月3日の試合でも1R一本勝ち。日本でも『HEAT』の王者として活躍しているが、立ち技とMMAの二刀流で頂点に立つことを目指している。
愛鷹は公開練習で2分1Rのパンチのミット打ちを披露。当たれば一撃で倒せる迫力あるパンチをミットにたたき込んだ。いつもはクルーザー級で戦っており、今回はスーパー・ヘビー級での試合。そのため、「減量もないし飯もちゃんと食って激しい練習ができているので、コンディションはバッチリ」と好調ぶりをアピールしてみせた。
柔道出身の愛鷹は対戦する石井について「柔道時代の石井選手は“神”。自分も柔道やっていた時に全日本の強化選手たちと乱取りとかやらせてもらった。実際に組んだ時に人間じゃなくて岩と戦っているような印象を受けた。そんな選手たちのなかでトップに立った選手と考えると化け物」とその印象を語る。
続けて「まさか自分が石井選手と1vs1で向き合えることになるとは思っていなかった。本当にK-1は夢のある舞台だなと改めて感じた」と、憧れの存在との対戦について素直な心境を口にした。
しかし、現在3連敗中の愛鷹。前回のK-Jee戦では先に2ダウンを奪いながらも逆転KO負けを喫した。その反省を活かし、目の怪我からの復帰後は一度もやっていなかったというスパーリングも再開したという。「目の具合を考えながら、ダメージを与えない練習に重きを置いてきたが、それではK-1という舞台では通用しないことが身に染みてわかった。今回は怪我に気をつけながら、週2回のスパーリングも入れてやってきたので、受けのディフェンスに関してもバッチリ」と、準備も万全だ。
石井の打撃については「映像で試合を見る限り、すごく打撃の技術が上手という印象はない。クロアチアでミルコ・クロコップ選手のジムにいてミルコ選手から打撃を教わっているわけで、K-1に挑戦するというのはそれだけ打撃に自信をつけていると思う。そこは油断せずにしっかり戦いたい」と警戒しつつも「僕らみたいな器用な動きやスピードは出てこないと思うので、しっかり動きを見れば対応できると思う」と攻略に自信を見せた。
続けて「石井選手はちょっとK-1やってみようかなというノリだと思う。自分は負けが続いているし、自分より強い選手はK-1にいるが、そこで自分が壁となってしっかり石井選手を倒せば、またK-1の強さを証明できる」と、K-1の“門番”としても石井を倒す構えだ。
愛鷹は最後に「とにかく結果にこだわって、勝ちを第一に印象に残る選手になりたい。みんなにK-1の舞台で愛鷹の試合が見たいと思ってもらえるような選手になる」と、連敗脱出と、その先の野望も口にした。
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