パッキャオが引退明言「私のボクシングキャリアはすでに終わっている」
プロボクシング世界6階級の元王者でフィリピン上院議員のマニー・パッキャオ(42)が19日、来年5月の大統領選に出馬すると表明したが、同日公開されたYouTubeチャンネル「Toni Talks」で引退を明言した。
【フォト】パッキャオがボクシングを引退したと発言した瞬間、その動画シーンも
その番組ではフィリピン語で話すパッキャオに英語の字幕がついており、パッキャオは「My boxing career is over」「It’s Over already」と明言。「私のボクシングキャリアはすでに終わった。私の家族はいつも私に「そろそろ止めなさい」と言っていた。私はボクシングに情熱を持っているので、続けてきました。でも今は、ボクサーをサポートしています。再びチャンピオンが誕生するように。まだ第2のパッキャオは誰かなんて言えない」と後進のサポートをしていると語った。
パッキャオは数々の王座を獲得してきた。2019年7月には40歳にして、無敗のキース・サーマンに判定勝利し、WBA王座スーパー王座を獲得したが、今年1月に1年半試合していないことから休養王者に。そして先月、パッキャオは休養王者として2年ぶりにリングイン、WBAウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガスと対戦したが判定で敗れ引退を示唆していた。
これで引退なら生涯プロ戦績は62勝(39KO)8敗2分となる。パッキャオはこの10年、ボクシングと政治家を両立してきたが、近年は政治家としてのウェイトが占めてきた。来年5月、パッキャオ大統領の誕生に期待したい。
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