【RIZIN】何と朝倉海の右手潰しは作戦通り! 名参謀・鈴木博昭がプロレスラー・奥田啓介と対戦決定に「楽しみにしてる」=10.2 RIZIN LANDMARK
10月2日(土)に開催される新イベント『RIZIN LANDMARK(ライジン ランドマーク)vol.1』の追加対戦カードが、19日(日)に行われた『RIZIN.30』のリング上で発表された。
『RIZIN LANDMARK』は、コロナ禍に対応した配信のみに特化したスタジオマッチで、定額制動画配信サービス『U-NEXT』にて独占ライブ配信されるもの。
初代シュートボクシング世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(36=BELLWOODGYM)が、総合格闘技に挑戦。プロレスラー・奥田啓介(30=フリー)と対決する。ライト級戦(5分3R)。
リングに立った奥田は「プロレスラー、DRAGON GATEの奥田啓介です。この素晴らしいリングに立てることを心から感謝します」と挨拶すると、突如口調を変え「鈴木、こら、キックボクサーか知らんけど、怪物狩りしたるからよ、覚悟しとけよ」と鈴木にガンをくれる。鈴木もこれに応じ、睨み合うと額を突き合わせ、押し合いとなった所でスタッフが引き離した。
続いて笑顔でマイクを握った鈴木は「シュートボクシング、ONE Championshipを経て、最高峰の日本のリングでMMAをやることになりました。非常に楽しみなんですが、朝倉兄弟や井上直樹選手、藤野恵実選手もみんな豊橋出身なんですけど、まだ豊橋には俺がいるぞっていうことを見せたいんです」とこちらも最初は爽やかに挨拶。
しかし、奥田を一瞥すると「ただ、ちょっとプロレスラーが舐めたこと言ってるので、マットを舐めさせてやるからよろしく」と言い放つと、両者は再び額を着け睨み合いとなった。
“怪物くん”の異名で知られる鈴木は、2015年にSB世界スーパーライト級王座を獲得。18年からはONEに参戦し連勝、19年5月にはONEムエタイ・世界バンタム級王者にしてルンピニー・ラジャダムナン二大殿堂制覇・ノンオーに挑むも判定負けしている。
現在は自らのジムの運営を行いつつ、サトシ・ソウザやクレベル・コイケらボンサイ柔術勢の打撃指導にも周る。
今年6月[クレベルvs朝倉未来]戦で勝利のキーとなったヒジ打ちをクレベルに伝授。
また今月19日の[アラン・ヒロ・ヤマニハvs朝倉海]戦では、試合後に海が右拳骨折を明かしたが、鈴木はツイッターで「週4は一緒にいたアランヒロヤマニハ。今回の作戦の1つである右拳を潰す事は遂行してくれた」と、作戦通りであったことを明かしている。
相手の奥田は小学生の時にアントニオ猪木が名誉会長の寛水流空手を学び、中学からはレスリング。拓殖大学時代は須藤元気監督の指導を受け、世界選手権で84kg級8位の成績を残す。
大学卒業後はプロレスラーになり、IGFを中心に活躍。DDTを経て、現在はDRAGON GATEで活躍する。
MMA(総合格闘技)と、ほぼ素手で殴り合い頭突きもありのミャンマーの超過激格闘技ラウェイにも挑戦経験がある。
18年9月には、巌流島で行われた16名によるワンデートーナメント『第1回全日本武術選手権大会』で、1回戦から決勝まで全ての試合を、タックルによる転落3回=合わせ一本勝ちで制し優勝してみせた。
鈴木はツイッターで「俺が1番楽しみにしてる」とハートマーク付きで余裕風の告知。奥田戦ではどんな作戦を用意しているのか。レスリングエリートにして”プロレス最強”の意地と闘魂を持つ奥田と怪物くん、どちらが勝ってもただでは済みそうにない。
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