【K-1】石井慧がミルコ・クロコップから「おめでとう」と祝福!重量級は京太郎、カリミアン、愛鷹が揃い激戦区に
9月20日(月・祝)に神奈川・横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』の一夜明け会見が、21日(火)都内にて行われた。
野杁正明がウェルター級トーナメントで圧勝する中、K-1初参戦の北京五輪柔道金メダリスト・石井慧(34=クロアチア/チーム・クロコップ)が愛鷹亮(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に[第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で存在感を示した。
開口一番、石井は「ひと安心しました」と笑みをこぼした。2017年から練習拠点をクロアチアへ移し、ミルコ・クロコップのもとで打撃の特訓を続けている石井。これまでの武道・格闘技経験としては柔道、MMAと打撃のみのK-1からは遠い競技ともいえるが、「小さい時からK-1を見ていて、自分の中では特別なもの。純粋にK-1で戦いたいと思った」と挑戦の理由を明かす。
それでも、K-1を好きなだけでは難しい。K-1デビュー戦の相手となった愛鷹は、現クルーザー級王者のシナ・カリミアンを右フックで沈めた剛腕の持ち主。戦前から不利が予想されていた石井だが、「振り回してくることを想定していましたが、戦い方がそうではなかったですね」と少し戸惑ったという。判定まで勝負がもつれたが、「疲労はありましたが、延長で負けられない。次の試合のモチベーションにつなげると思って戦いました」とハードルを乗り越えた。勝利が宣告された時に絶叫したのは、気持ちを強く持てた証なのだろう。
ミルコからは「おめでとう」とメッセージがあったそうだ。自己採点では「50点くらい。もっと自分から仕掛けて、コンビネーションで攻められれば」と悔やむ。
次のK-1の試合は、まだ未定だが、12月4日の大阪大会が候補に挙がっている。石井の相手には、カリミアンに敗北を喫した京太郎の名前も浮上しているが、「京太郎選手は、自分が目標としてるように変わらずに強いと思っています。今回は減量もあったので、参考にならないかなと思います。自分も勝っていって、いずれやりたいですね」とまんざらではない様子。
さらに会見に出席したカリミアンも石井の対戦相手の候補となりそうで、「日本では京太郎がトップだと思って戦った。京太郎よりも強いならば、戦ってみたいね」と興味があるようだ。今後は、三つ巴、いや愛鷹を加えた四つ巴の戦いに発展しそうだ。
K-1重量級も他の階級と同じように、石井の参戦で混戦模様になってきた。
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