【ONE】猿田洋祐、王者パシオとの決着戦に一本勝ちを予告「深海に引き摺り込む」=9.24
9月24日(金)にシンガポール・インドアスタジアムにて開催される『ONE:REVOLUTION』のONEストロー級世界タイトルマッチで王者・ジョシュア・パシオ(25=フィリピン)に挑戦する、猿田洋祐(34=和術慧舟會HEARTS)の試合前インタビューが、主催者より届いた。
【動画】猿田とパシオの“日比”ライバル決着戦、ONEストロー級世界タイトル戦の煽り映像
猿田はONE2戦目となる19年1月に王者パシオに挑戦し、判定勝利でONEの世界王座を獲得したが、3ヶ月後のダイレクトリマッチでKO負け。王座を奪われてしてしまった。パシオはそこから2度の防衛に成功。一方の猿田も、19年10月のONE両国大会でパンクラス王者の北方大地にKO勝利、昨年9月のRoad to ONEで元ONE世界王者の内藤のび太を判定で下した。
既に現地のシンガポール入りしている猿田。現在のコンディションを尋ねられると、「無事に入国できて安心しています。ファイトキャンプが終わって一週間が過ぎて、疲労もだいぶ抜けてきました。体調もメンタルも、すごく良いです」と調子の良さを伺わせる。
タイトルマッチに向けて「ここ15年間の中で一番強度の高い練習をしてきた」と胸を張る猿田。具体的には「試合形式のハードなスパーを、タイトルマッチに向けて5R、これまで週に1回やっていたが、それを週2回に増やしてます。5Rのスパーリングって怪我のリスクもあるし、MMAだけじゃなくレスリング、グラップリング、打撃だけのスパーリングなど他の練習もある中でやるのは、体力的にも結構大変」と、やり切った表情。このメニューを行う本人はさることながら、共に行う練習パートナーも苦しかったに違いない。
猿田本人も「“自分で苦しい展開、楽な道を選ばず、苦しい道を選んでいくと最終的にベルトが自分の手に入る”そういうテーマを持ってやっているんで、今までよりもきつい練習をするというのを取り組んでいます」と、テーマを持って取り組んだことを明かす。
パシオは1度奪ったベルトを奪い返された相手。この“ライバル”とは今回が3度目の対戦。「パシオ選手とは3回目の試合で、今は一勝一敗。今回3回目ということで、自分の中で決着戦というか、ずっと待ち望んでいた試合がやっと組まれたなという気持ちが強くあります。ベルトを取ってその後に自分がやりたいことに意味がある」と、ここできっちり勝負を決めると意気込む。
猿田は戦いについて「彼の得意な蹴り、回転系の蹴り技は一発でKOする威力があるので気をつけなければならない」と警戒する一方で、それ以外は特にないと強い自信を見せる。
理想とする試合展開については「アグレッシブに攻めたい。自分はいつも『深海に引き摺り込む』というんですけど、苦しいところに相手を引き摺り込んで、そこで我慢比べというか我慢勝負で、最後は自分が競り勝ちたい」といい、具体的なフィニッシュについては「バックチョークでタップアウトを狙います。イメージでは、4ラウンドか5ラウンドでフィニッシュしたい」と、一本勝ちを予告した。
「普通にベルトを持って帰ることが自分に与えられた最低限の役割」と、元々あった“自分のベルト”を取り返しに行く構えの猿田。最後に「しっかりフィニッシュして世界中の人に感動や希望を与えたい。多くの人にこの試合を見てもらって、何か感じてもらえたり、心を揺さぶるような試合をできればと思います。楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。
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