【ONE】内藤大樹、対日本人無敗のムエタイ超強豪・ペッダムに「蹴り勝ち、日本人の強さを証明する」=9.24
2021年9月24日(金)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE:REVOLUTION』。元ONEフライ級キックボクシング世界王者ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)とムエタイルール(ONEフライ級)で対決する、元シュートボクシング・スーパーバンタム級王者・内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
内藤は19日に現地入り。ホテルでの隔離期間を経て試合に臨む。
内藤は今年6月に中国『Kunlun Fight(クンルン・ファイト)』世界王者ワン・ウェンフェン(中国)とキックボクシングルールで対戦し判定勝利。今回は工藤政英、MOMOTAROら日本人勢がONEでその牙城を崩せていない強豪ペッダムとの対決となる。
内藤はペッダムの強みを「“ペッダム=左ミドルキック”の印象が本当に強くて、みんな分かっていると思うんですけど、それでもみんなもらっちゃっているので、それなりのものがあると思います」としながら「それをもらわない考えを無くそうと思っています。恐いのは、彼の武器の左ミドルなんですけど、ペッダムの意外と危ないのは左ミドルからのパンチだったり肘などの顔への攻撃だと思います。その辺は気をつけていきたいと思います。左ミドルを多少受けても気にしない、そこは我慢だと思います」とペッダムの左ミドルを大きく見すぎず、その次の攻撃も見据えると精神力勝負になると語る。
ペッダムの精神力について「以前のロッタン戦手とのタイトルマッチも見ましたけど、引かずに打ち返したりとか、熱い部分というか気持ちの強さを感じたので本当に良い選手だと思っていますね」と、テクニックと同じく気持ちの強さを評価する。
そんな心技体揃ったペッダムの弱点は「強いて言えばボクシングテクニックというか、パンチの細かい技術はまだ試合でそんなに出て来ていないので、そこはこっちの方が強いんじゃないかと思っていますね」とパンチ技術では自分が上回るとする。
また「自分のローキック、足への攻撃は絶対に警戒してくると思います。100%絶対に蹴っていきます。ペッダムと同門のサバス・マイケル戦も結構足に効かせていたと思うので、その辺は警戒してくると思います」と内藤得意のローキックでもアドバンテージがあると考える。
今回の試合についての勝利の鍵は「お互いが距離を取りたいタイプで、どっちが我慢しきれるかだと思っていますね。向こうは左ミドルを蹴りたいし、自分はローキックを蹴りたいです。お互いが分かっていることなんですけど、絶対に当てさせないことは無理なので、そこでいかに我慢して自分のプランを進められるかが鍵だと思います」と精神力、作戦遂行力が勝敗を分けるとした。
今回の試合は「ベルトを取る上で必ず勝たないといけない」ものだ。内藤は「ムエタイでロッタンと試合をしたいです。彼が日本で試合をした時には、自分も彼もまだONEではなかったです。その時から彼がやばい選手だと思っていました。こんな気持ちが強い選手と戦いたいとその当時から思っていました。そんな彼に挑戦できれば最高かなと思います」と現ONEムエタイフライ級王者・ロッタン戦への熱い思いを語る。
最後に「ペッダムも蹴りが得意で自分もどっちかというと蹴りが得意なファイターです。ムエタイの選手に判定でもなんでも蹴り勝つことができれば、日本人の強さを証明することができると思っています」とムエタイトップファイター・ペッダムに蹴り勝って見せると意気込んだ。
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