【ONE】グレゴリアンにTKO負けのアンディ・サワー、現役引退の意向を表明「ついにお別れを言う時が来た」
10月15日(金・日本時間)にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE: FIRST STRIKE』にてキックボクシングのフェザー級ワールドグランプリが開幕。準々決勝(1回戦)で、マラット・グレゴリアン (30=アルメニア)と対戦しTKO負けしたアンディ・サワー(38=オランダ)が試合後、現役引退の意向を表明した。
現シュートボクシング世界スーパーウェルター級王者で、K-1 WORLD MAX 2005・2007世界王者でもあり、長く世界のトップに立っているサワー。戦前から敗れた場合は現役引退すると発言しており、この日、トーナメント優勝候補と呼ばれるグレゴリアンと真っ向から戦い、2度のダウンで立ち上がれず、TKO負けを喫した。
サワーは試合後のマイクで「皆さん、残念ながら、お伝えした通り、私のこれまでのプロとしての24年間…24年間の全て…」と言葉につまらせながら「私は本当にたくさん戦ってきた。しかし、このような形で終わるのは心苦しい」と悔しさを滲ませる。
そして、観戦にきているであろう家族の方を指しながら「妻や子供たち、家族が観ているのに、また、負けてしまった。ここ数年、私生活を含め厳しい時間を過ごしてきたけど、格闘技のおかげで私はこうやって立っている。私の人生は格闘技に助けられ、本当に多くのものを与えてもらった。お金だけでなく、ひたむきさ、尊敬の心、良い人間でいることを教えてもらった」と、格闘技への感謝の気持ちを述べ、最後に「ついにお別れを言う時が来た」と言葉を締めた。
ここ数年ONEを主戦場に活躍したサワーだが、シュートボクシングなど、日本の格闘技団体とは深い関わりを持っている。多くのファンを日本に持つサワーが近い将来、日本で特別ラストマッチか、引退エキシビションマッチを行うことを期待したい。
▶︎次ページは【動画】サワーが引退表明「ついにお別れを言う時が来た」
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ONE】引退覚悟のアンディ・サワーが無念のTKO負け、元K-1王者対決は豪腕グレゴリアンに軍配
・【ONE】世界グランプリ制覇に挑むアンディ・サワー「このベルトを獲れなかったら、100%引退する」とキャリア終止符の覚悟=10.15
・【ONE】世界震撼!最強ペトロシアンの硬直失神KOに、魔裟斗が「マジか!時代が変わった」と呆然
・【動画あり】衝撃KO動画が満載!イーファイトの“KO&一本”特集ページ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!