【Krush】篠塚辰樹が早くも王座挑戦、王者・新美貴士に「華がないチャンピオン、最初から倒しに行く」=12.18
12月18日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.132』の対戦カード発表会見が18日、行われた。
Krushフェザー級のタイトルマッチが決定。王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)を挑戦者に迎え、3度目の防衛戦を行なう。
新美はサウスポーでガンガン前進して左ミドル、左右のフックなどの重い打撃をノンストップで出し続けるスタイルを武器に、20年に行われた『第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント』で優勝。その後は過去に敗れている斗麗と岡嶋形徒にリベンジ防衛を達成したが、9月のK-1で軍司泰斗とのド付き合い勝負に敗れた。
対する篠塚はプロボクシングからキックに転向。18年2月にRISEでキックボクシングデビューし、9戦7勝2敗(6KO)と活躍。昨年2月のKO勝利を最後に表舞台から姿を消していたが、今年3月にK-1参戦すると元Krushフェザー級王者・小澤海斗に判定勝ちした。9月のK-1で斗麗と対決予定だったが、怪我により欠場。今回は復帰戦となるが、小澤戦の勝利が評価されて、Krush王座への挑戦が決まった。
挑戦者の篠塚は会見で、9月のK-1欠場を謝罪した後「とりあえずKrushのベルトを巻こうかなと思って」今回の試合を決めたと言う。自身初のタイトルマッチだ。
王者・新美の印象について篠塚は「体力があって、ずっと打ってくるけど、華がないチャンピオン。なんで、やっぱ華がある自分みたいなのがチャンピオンになったほうがいいと思うんで頑張ります」と自分のほうが王者にふさわしいと豪語する。
王者・新美は、篠塚の発言について「華があるないは僕はどっちでもいいんで。僕は強さを求めてるんで、もっと強さを突き詰めていきたいと思っているんで」と我関せず。ファイターとしての篠塚については「パンチのテクニックとかあって、結構巧い選手かなって。スピードもあって、上手な選手かな」とボクシングで磨いた篠塚のパンチスキルを評価。
もっとも「Krushはパンチだけのルールじゃないんで。もちろんボクシングテクニックも大事なんですけど、僕もそんなにクリーンヒットとかはしないと思っているんで、そこは大丈夫かなと思っています」と篠塚の強打も恐れることはない。
これに篠塚は「(自分のパンチは)対策してもしきれないと思うんで。この前の軍司との試合を見ても自分だったら倒せるなと思ったんで。自分はとりあえずっていうか、倒して勝ちたいのでって感じですね」と飄々とKO勝利宣言。さらに「新美選手みたいに体力があるわけじゃないんで、最初から倒しに行こうかなと思っています。3分3Rを戦うつもりはないです」と速攻で決めるとする。
最後に篠塚は「K-1のベルトを獲るためにもとりあえずKrushのベルトも獲っておこうかな」と今回のタイトルマッチを踏み台にして、K-1のベルト奪取も目論む。王者・新美は「圧倒的に勝ってベルトを防衛するので応援よろしくお願いします」とチャンピオンとしての貫禄を見せて、2021年を締めくくる腹積もりだ。
▶次ページ:【動画】開始16秒、怒濤のフックでKO防衛した新美
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