【ベラトール】母国ロシアでのラストマッチに挑む皇帝ヒョードル、ヘビー級2位ジョンソンとの対戦に強い自信=10.24
10月24日(日・日本時間)にロシア・モスクワにて開催される総合格闘技イベント『Bellator 269』にて、2年ぶりの復帰を果たす元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル(45=ロシア)が19日行われたメディア囲み取材に出席した。
【動画】皇帝ヒョードルが怒涛のパウンドKO!=18年10月チェール・ソネン戦
ベラトールにとって初のロシア・モスクワ大会であると同時に、凱旋する皇帝ヒョードルの引退ロード第2戦目。MMA界最大レジェンドの相手には当初、元UFCヘビー級王者のジュニオール・ドス・サントス、ジョッシュ・バーネット、アリスター・オーフレイム、ファブリシオ・ベウドゥムら錚々たる名前が上がっていたが、ヒョードル本人は話題性に寄せた“元王者とのレジェンドマッチ”には興味はなく、現在ヘビー級ランキング2位につけているティム・ジョンソン(36=米国)を自ら指名し、引退する最後まで最前線での戦いに挑む構えを見せている。
最初に上がっていたビッグネームより、知名度は下がるジョンソンだが、ヒョードルは指名した理由について「ティム・ジョンソンは最近まで素晴らしい連勝を決めていた。ファイターとしても優秀だし、ヘビー級のトップ戦線で戦っている」と、その実力を認めた上で戦いに挑むという。
試合当日まで1週間を切った中「気持ちは落ち着いている。やるべきことは全てやった。準備は万全」と語り、
この試合の次を引退試合と考えているヒョードルは「この試合の結果が私の計画に影響を与える事はない。これはあくまで私自身の計画だ」とし、引退試合の開催場所については米国のNYやシカゴなどに興味があるという。
対するジョンソンは取材で「ヒョードルの母国で彼と対戦できるのは光栄だ」と喜ぶと、「ヒョードルはパンチ力が強く、爆発力も持っている。オールラウンドな選手だが、あの右オーバーハンドとアッパーは危険だ」と、強く警戒。
ヒョードルの引退については「もし彼が私に勝った場合、彼が再びベルトを狙う可能性はある」と語った。
19年12月に日本でのラストマッチでクイントン ・ランページ・ジャクソンをKOしたヒョードル。母国ロシアでのラストマッチはヘビー級最前線を走るジョンソン。45歳の生けるレジェンドは果たして、どのような戦いを見せるのか。
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