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【RIZIN】どうなるフェザー級戦線、世界GP開催の最有力候補!クレベル・コイケからは「正式に僕らにアプローチはない」=榊原CEO

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2021/10/24(日)UP

榊原CEOがフェザー級戦線に関して語った

 10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『RIZIN.31』の試合後、大会総括を、榊原信行CEOが行った。

 今大会は、メインイベントに王者・斎藤裕を軸に大会を作り上げた。このタイトルマッチでの勝敗によって、年末への動きが変わってくる試合だった。斎藤の勝利を予想するファンが多い中、牛久絢太郎が2R飛びヒザ蹴りで斎藤の額を切り裂き、圧巻のTKO勝利。残酷な結末をなり、牛久が第2代王座に就いた。

牛久(左)が斎藤を下して新王者に

「メインを斎藤裕にオールベットして、斉藤裕ピンでポスターも作って、それが全部ガタガタと崩れる。これがあるからやめられないという結末でした。斎藤選手が一瞬の刹那での怪我によるドクターストップとなりました。今後の展開の中で2人の再戦も見たいと思っているファンもいる。そういう機会を作っていければいいと思います」と、この試合についてコメントを寄せる。

 斎藤の勝利であれば、年末は朝倉未来との再戦の流れも考えられたが、今回の結果を経て「全てがシャッフルされて『さあどう展開しようか』というところです。全くこれから考える形で横一線になった。牛久選手がタイトルを取ったので、今後はチャンピオンとしてどういう戦いをしてくれるか。ここからがスタートなので、フェザー級全体で年末に向けてどう進めるのか考えようかな」という。マッチメイクに関しては、実質の白紙状態となった。

 斎藤裕vs朝倉未来の再戦の機運が高まる中で、斎藤が破れるという結果になったが、今後のマッチメイクの方向性はどのようになるのか。「牛久選手が斎藤選手に勝ったから、牛久選手vs朝倉選手に持っていく感じではないですね。ファンの人の声にも耳を傾けてプロモーターとして、1捻り2捻りする必要はあります」というように、今後の流れの中で固めていくとした。

 フェザー級の世界GP開催の可能性についても、記者から質問が投げかけられた。それに関しては「グランプリという形に来年は持っていっても面白いんじゃないかな。コロナも落ち着いて、今後はイベントの半分という規制はなくなるんじゃないかなという期待感はあります。外国人入国の緩和も期待できますし、外国勢を入れてグランプリができたらと思います。その中でのフェザー級は最有力です」と話した。

 今後のフェザー級戦線を語る上で、欠かせないのは6月13日(日)東京ドームで開催された『RIZIN.28』のメインイベントで、朝倉未来(トライフォース赤坂)に三角絞めで2R一本勝ちしたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)だ。

 本件について、榊原氏は「(コンタクトに関しては)特には無いです。クレベル選手サイド、(マネージャーの)山田さんからも正式に何か僕らにアプローチはない。どうしようもないという形。メディアの方に色々アナウンス、記事を通じて知るという状態。プロモーターがいて選手がいるわけだから、真っ先にプロモーターと話し合うべきという感じはしますけど」と語った。今後のフェザー級戦線の動向に目が離せない。

▶︎次ページは【動画】一瞬で全てが変わった!斎藤の額を割った牛久の飛びヒザ蹴り!

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