【RISE】秘密の特訓で仮想・ねぎ魔神を料理した憂也「本番で『参りました。ねぎ、ねぎ』と言わせてやります」
11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』でねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム)と対戦する憂也(魁塾)が公開練習を行った。
憂也は10年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。RIZINには2度出場して、全て1RでKO勝利している。昨年12月の緑川創との激戦では、延長Rでダウンを奪い、その存在感をアピール。今年2月は“ブラックパンサー”ベイノアに延長判定負け、同9月は緑川のリベンジマッチを受けてドローとなった。
対するねぎ魔神は、九州を中心とした西日本の選手たちが参戦している『RISE WEST』を主戦場にする、変わり種ファイター。ねぎを片手に宣材写真に収まるパフォーマンスを見せながらも実力は高く、今年6月のランキング査定試合に勝利しRISEミドル級9位の座を奪取。今年9月の横浜大会は“ブラックパンサー”ベイノアに判定負けを喫した。
公開練習は、異例の中で行われた。憂也がシャドーで素早い動きを見せると、今度はミット打ちへ移行。その時、トレーナーがねぎを1本ずつ両手に持って現れると、憂也がねぎ攻撃をよけながら、得意の右ストレートを叩き込み、刻んでいった。まさに、ねぎ斬り。刻まれたねぎをすべて回収して、鍋に入れて食べるという。ねぎ魔神を倒し、そして食べるという完璧な対策(?)を見せた。
ねぎ特訓が終わった憂也は、「楽しかったですね。倒すイメージができました。秘密の特訓を明かしてしまいましたが、これを試合に活かします」と、すでに倒すイメージができ上がっているようだ。
「前回のベイノア戦で、初めて彼のことを知ったんですけど、試合をするのは嫌とは思わなかったです。でも試合は面白くなかったので、ねぎ魔神の名前にあったスタイルでしたね。ベイノア選手が倒しきれなかったので、自分が倒したいです。一発屋みたいな感じのファイトスタイルなので、ここで終わらせます」と憂也は、ねぎ魔神の呪いは自分に通用しないと断言した。
魁塾といえば、先日、引退したばかりのK-1 MAX 2010日本王者の長島☆自演乙☆雄一郎が所属していたジム。憂也は、「長島さんには、ずっとスパーでボコボコにされていました。ガチでスパーをしてもらっていたんで、ええ勉強になりました」と先輩から学んだことを試合で出したいという。
ねぎ魔神には、ねぎストレートという武器があるが、「そんなの出してました? これといった技はないんで、問題ないですね」と逆に右ストレートを狙う計画のようだ。
試合前の計量では、ねぎ魔神がねぎを持って現れることが予想できるが、対抗策はあるのか? 「(何かすると)逆に滑りそうなので、やめておきます(苦笑)。本番は、『参りました。ねぎ、ねぎ』と言わせてやりますよ」と憂也。この試合を弾みにして、海外強豪選手との対戦に名乗りをあげたいところだ。
▶︎次ページは【動画】憂也が秘密の“ねぎ特訓”に挑むミット打ち映像
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【RISE】憂也の強烈右ストレート炸裂、籔中謙佑とのDEEP☆KICK王者対決にKO勝利
・【RISE】ベイノアがねぎ魔神に判定勝利、“ねぎ収獲”に成功もキャラ勝負では完敗、大晦日参戦を熱望
・【RISE】極真王者ベイノアが憂也に“気迫の殴り合い”で逆転勝利、初回ダウン奪われるも延長で決着
・【RISE】ねぎ魔神旋風と原口健飛のムキムキボディ、乱闘騒ぎ。それを打ち消す直樹vs白鳥大珠の因縁決着戦=前日計量
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!