安保瑠輝也の喧嘩自慢企画でK-1参戦の大野祐志郎がKO宣言「大和選手が寝転んでるところまでイメージしている」12.4大阪
12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』。[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で大和哲也(33=大和ジム)と対戦する大野祐志郎(35=ALL-WIN team 華王州)が公開練習を行なった。
兵庫県姫路市生まれの大野は父親の影響で小学校の頃より空手を習い始め、高校時代には極真空手を経験。既に35歳の大野がK-1 JAPAN GROUPに参戦を果たしたのは今年2月の『Krush.122』。近藤拳成をKOすると、続く8月『Krush.128』でも斉藤雄太をKOで沈め、2連続KO勝利という実績を引っさげて今回のK-1デビューを果たすことになった。
大野は、郵便局で仕事をしている異色のファイター。K-1 JAPAN GROUPに参戦したのは安保瑠輝也のYouTubeチャンネルでの喧嘩自慢企画がきっかけだった。
「K-1はアンディ・フグ、アーネスト・ホーストの頃から見ていたんで憧れしかないですね。K-1は日本最高峰の舞台なんで凄い憧れがありました」と大野。しかし、トントン拍子でK-1参戦が決まったわけではなく、「過去にも『この試合に勝ったらK-1 JAPAN GROUPに話をしてみるわ』っていう試合が何試合かあったんですけど、ずっと落としてきていて(笑)」と、苦労の末の夢舞台到達だった。
そして、ようやく自分よりも2歳年下ながら憧れの存在の大和との対戦が実現した。
「怖いです(笑)。想像上の人物だったんで、怖いしかないですね」と語りながらも、オファーが来た時は「やっと俺、試合できる。そこまで来たんかっていう感じですよね。嬉しさ百倍っていう感じです」と喜びの感情に浸ったという。
対戦が決まった現在も「常にリスペクトですね」という想いは変わっていない。2年以上勝ち星から遠ざかっている大和に対しては、「歯車が噛み合ってないだけで、負けがこんでることが僕にとっていい方向とは捉えてないですね」と力が落ちているとは見ていない。「崩すのが困難な壁ですよね。今までで一番高い壁なんじゃないかなって、高くて分厚い壁やなって思っています」と評価は変わっていないようだ。
とはいえ、「勝つことをイメージして練習しているし、最終的には大和選手が寝転んでるところまでイメージしてやっているんで、当然倒してやろうと思ってます」と勝利に対しては貪欲な姿勢を見せた。
地元・関西での試合とあって、「ラッキーパンチが当たって勝ったじゃなくて、しっかり倒し切る、しっかりと技術を見せて圧倒して倒し切るというところは見せたいなと思います」と気合い十分。
「上を向いてやっている人間は絶対に自分より先に行っている人間、その人の壁にぶち当たる瞬間があると思うんですけど、その壁を崩してこそだと思うんで、僕も憧れてたりリスペクトしてた人が目の前に現れて、壁として立ちはだかっている状況なのでしっかり崩していきますよ」と、地元の大舞台で憧れの存在に全力で立ち向かうことを宣言した。
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