【RIZIN】榊原CEO、皇治vsシバターは「組めれば面白い。実行する上でのすり合わせは大変」
11月20日(土)沖縄アリーナにて開催された『RIZIN.32』の総括をRIZINCEO・榊原信行氏が行った。
セミファイナル(第12試合)RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(62.0kg)では、RIZINで初勝利を目指す皇治(TEAM ONE)とMMAファイター祖根寿麻(ZOOMER)が対戦。左フックでダウンを奪った皇治が判定勝利を収めている。
榊原氏は「皇治選手の引退をかけるという発言は、記者会見の時に口をついて言ってしまったのかもしれない。引退を覚悟してでも追い込んで、覚悟を持って試合に臨む。それが間違いじゃなかったことが、試合の中身を見て感じました。MMAファイター相手に、判定勝ちということで『どうなんだ』と思われるかもだけど、祖根選手はキックの素質があってハードパンチャーです」と語った。つまり、ダウンを奪って勝利した皇治は合格点ということなのだろう。
皇治は、RIZIN初勝利について「まだ誇れることではないですし、勝って当たり前やと思う。この勝利に関しては何も思っていないですけども、たくさんの人たちに支えられてリングに上がることができたので、感謝しています」とコメントしている。
また、榊原氏は「祖根選手にも自分の故郷である地で、皇治選手の覚悟に負けず劣らずのアグレッシブな戦いを見せてくれた。祖根選手がいたので皇治選手の良さが出た。皇治選手にアドバンテージのある試合を受けてでも、這いあがろうという気持ちを持って、RIZINにチャレンジしてくれた」と祖根に関しても高く評価。近い将来の試合オファーを匂わせている。
「皇治選手に関してはシバター、大雅、YA-MANなど怪我がなければ大晦日に向けてそのカードを組み上げていきたい」と大晦日へ向けて、榊原氏自身も動いていく構えだ。
記者から皇治vsシバターの可能性について問われると「シバターの参戦の交渉はこれからですが、シバターが出てくると仮定すると、どんなルールでやるのかという部分もあるし、体重も相当違う。実行する上でのすり合わせは大変だと思う。まずは面白いと思いますので、シバター選手、皇治選手と話してみて、まあ組めれば面白いなと思います」とマッチメイクへ向けて調整する方向性を口にした。
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