【ボクシング】クロフォードが9連続KO勝ちでV5、タフな元王者ポーターは初KO負け
21日(現地時間20日)米ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノにて史上3人目の主要4団体統一王者でWBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(34=米)が元WBC、IBF同級王者ショーン・ポーター(34=米)を10Rに2度のダウンを奪いKO勝利。5度目の防衛に成功した。
タフで知られたポーターはプロ初のKO負けを喫した。
【動画】クロフォードが豪快アッパーでダウン、そしてTKOまでのシーン
試合はポーターが1Rから前に出てパンチの連打を仕掛ける。クロフォードは下がりながらもガード、そしてクリンチで対応し様子を伺う。
3Rからクロフォードが圧力をかけ手数を出しはじめる。打ち合いでのバッティングでポーターは右まぶたを切って出血。6Rにはポーターの連打を次々と見切り、ボディ、フックとヒットさせるクロフォードだったが、再びバッテイングで次はクロフォードが眉間を切る。
8R、ポーターの踏み込んでの右のオーバーハンドがヒット、その後も連続でオーバーハンドを放つ。
しかし9Rにはポーターのパンチの打ち終わりにボディアッパー、さらに顔へアッパーをヒットさせるクロフォード。
そして、そのパンチのタイミングが合ってきた10R、ポーターのオーバーハンドの打ち終わりにクロフォードが左アッパーでダウンを奪う。
立ち上がって反撃のポーターに右ストレートで再びダウンを奪う。キャンバスを叩いて悔しがるポーター。立ち上がったが、コーナーにいるポーターのトレーナーであり父のケニー・ポーターが試合を止めた。
TKOタイムは10R 1分21秒だった。クロフォードは戦績を38勝29KO無敗に伸ばした。
勝ったクロフォードは「まず神に感謝します。彼については本当に悪いところはないと思う」とポーターを称え、TKO勝利になったことには「アッパーも決まったし、そのあと左フックも決まったし、お父さんが止めたのは正しい判断だと思う」と語った。
負けたポーターは父が試合を止めたことについて「父がそうすべきだと思ったんでしょう、まだできると思っていた。でも彼は強いよ。もう一回彼とやりたい」とリベンジへの気持ちを語った。
試合を止めたトレーナーの父は「彼が一枚上だった。ショーン(ポーター)はもうダメージを追っていた。ショーンはこれ以上防御できないと判断した」と語った。
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