【RISE】高校卒業控えたAKARI、制服でベルト巻く夢を「今回の試合で現実に繋げる」
12月12日(日)後楽園ホールにて開催される『RISE 153』。NJKFミネルヴァアトム級王者erika♡(31=SHINE沖縄)と対決する、RISEミニフライ級1位・AKARI(18=TARGET)が7日、公開練習を行った。
AKARIは9戦8勝(1KO)1敗、対するerika♡は7戦6勝(1KO)1敗。ともにこの1敗はRISE王者・寺山日葵に敗れているものだが、タイトル戦を勝ち取るには負けられない一戦だ。
AKARIは公開練習で、長い手足から繰り出される滑らかで力強い技をミットに叩き込んでみせた。
12月8日(取材日は7日)が誕生日のAKARIは「減量中で何も出来ない。去年(の誕生日)もケーキをちゃんと食べれていなくて、今年は食べれるかなと思ったら、食べれない。(大好きな)アイスも食べられない。人生で一番楽しくない」と不満顔。
しかし「今回はめちゃくちゃ大事な試合だと思っているので、本当に落とせない」と誕生日のごちそうを捨てても勝つ気は満々だ。
試合については「今まで10戦やってきた中で一番しんどい試合になるんじゃないかな。競って、競ってというパターンになるんじゃないか」と接戦を予測。
競り勝つポイントは「メンタル。試合中に出来ないこともたくさんあるだろうけど、そこで諦めるんじゃなくてどれだけ一歩進めるか。エリカ先生からも『最後まで自分のやることを変えちゃダメ』と言葉をもらっていて、3分3Rやりとげなきゃな」と自分を曲げずに戦うことが必須だと言う。
この試合はerika♡を指導する田嶋はるがツイッターで「RISEでAKARI選手と見たいなぁ」と投稿したのがはじまりだ。AKARIは「本当に喧嘩売ったのが間違いだったなという内容で(勝つ)。階級下の選手に勝てるって思われて、試合したいみたいに思われるのが本当に嫌で。わからせなきゃと。それが本当に自分の中の原動力」と舐められたくないと意気込む。
erika♡はインタビューでAKARIに「私は体育会系。先輩には敬意を払ってほしいけど、そこが可愛い所かな」とコメントしている。AKARIは「先輩とかではなく、格闘技は実力社会なんで勝ったやつが正解。私のほうが強かったら上になる」とファイターである限り年齢は関係ないと返す。
この試合の勝者が、王者・寺山の次期挑戦者となると見込まれる。erika♡は昨年10月、寺山に延長判定で敗北している。AKARIは「私はしっかり本戦で、圧倒的な差をつけて勝ちたい。競った戦いの中でも、自分が優勢に見えるポイントを必ず取ってゆく」と寺山との差も見せるつもりだ。
AKARIは以前「高校生のうちに、制服でベルトを巻く」とコメント。卒業まで3ヶ月強となった現在も「全然諦めてないし、もしかしたらと思ってる。そのもしかしたらを現実に持ってこれるか、今回の試合で繋げなきゃ」と夢を叶えるためにも今回は負けられない。
最後に「試合が終わったら、間違いなくアイスを食べますね」と大好物で勝利と誕生日を祝いたいとするAKARI。「好きなアイスはハーゲンダッツのキャラメルホリック。(プレゼント)お待ちしてます」とお茶目にリクエストしてみせた。
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