【RIZIN】ブランニュー矢地「圧倒的な作戦がひとつあります」と自信満々、サトシから王座奪取なるか
RIZIN大晦日大会『RIZIN.33』(さいたまSA)の『RIZINライト級タイトルマッチ』で王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する矢地祐介(フリー)が23日、公開練習を行った。
矢地は、昨年8月の『RIZIN.22』でサトシと対戦して112秒でTKO負け。あの屈辱から2連勝。前回の武田光司戦で見せた執念のパンチ連打を再現し、リベンジ&タイトル奪取を狙う。
矢地は公開練習で、鋭いミット打ちを披露した。ジャブ、ワンツーと正確にミットを打ち抜くパンチは、サトシ戦のカギを握りそうだ。
今回の試合オファーがあった時に矢地は、「ラッキーだなという印象でした。多少は階段飛ばしのタイトルマッチだなと思いましたが、ジムと相談した結果、失うものはないので受けることにしました」と当時の心境を語る。
サトシとの対戦から1年半、 川名TENCHO雄生、武田光司を下しているが、矢地は「階段飛ばし」だと思っている。その理由としては、「周りが階段飛ばしと思っていなければ嬉しいですが、自分の中では課題が見つかっていて足りないことだらけなので」と説明した。
2連勝していることに対しては、「やっと格闘技のやり方が分かっていたという感じですね。ロータスで練習するようになって、場面場面での対応、ここでこの武器を出すんだとか、整理して教えてくれます。出しどころ、使いどころを教えてもらっています」とロータス世田谷で練習するようになった成果が出ているようだ。
これまで彼が主張しているように、まさにブランニュー化が成功しているのだろう。
だが気になるのは、あの強いサトシに勝てるのかということだ。前回の敗因については、「振り返るとたくさんあるんですけど、全部が足りなかったですね。頭が固かったかなと思います。あれからゲームメイク、作戦、要所での対応の仕方、組手の数も増えているんで、どんな状況で何を出せばいいのか頭にしっかりと入っています」という。
既に対策も立てているようで、「圧倒的な作戦がひとつあります。あとは、どこまで出せるか、出し合いの戦いになると思います。サトシ選手は、すぐに勝負を決めて勝っているんで幻想が凄いんですけど、全然、穴はありますよ。すべての局面で当たり前に強いんですけど、掴みどころがなかったのがようやく形になって見えてきました」と矢地には弱点が見えている。
勝負のポイントになるのは、「相手の心を折ること。嫌なことをいかにできるかだと思います」と矢地。寝技のスペシャリストのサトシをいかに打撃勝負の土俵に持ち込めるかが、勝敗のターニングポイントになるのだろうか。
ブランニュー矢地がサトシを破り、RIZINのベルトを腰に巻くことになるのか。大みそかの大一番から目が離せない。
▶次ページは【動画】矢地が怒涛のパンチ連打! 武田の顔が歪む
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