【RIZIN】”新生”矢地祐介「ライト級の日本人１番は武田光司」勝ってサトシのベルトに絡む

2021/08/11（水）UP
（最終更新：2021/08/11 16:50）

　9月19日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.30』の対戦カード発表記者会見が、8月11日（水）に都内で行われた。　
　ライト級（71.0kg）の一戦で、矢地祐介（31=フリー）vsDEEPライト級王者・武田光司（25=BRAVE）が対決する。

【動画】矢地が前戦で川名からハイキックでダウンを奪う瞬間

　矢地は元修斗環太平洋フェザー級王者。19年12月のベラトールジャパンで勝利するも、昨年8月にはホベルト・サトシ・ソウザ、9月には大原樹里と激戦の末に判定1-2で敗北と連敗が続き、昨年末にKRAZY BEEを離れ、フリーとなった。年明けからヘッドコーチをつけ、打撃トレーナーもつけて新体制をスタートさせると今年6月、修斗世界ライト級王者・川名TENCHO雄生からハイキックでダウンを奪っての判定勝利。再起を果たした。

　対する武田は高校時代に5冠を達成したレスリングエリート。その後、総合格闘技に転向し、元オリンピック代表の宮田和幸の下で技術を積んでDEEPライト級王者に。
　昨年9月のRIZINで修斗世界ライト級王者の川名TENCHO雄生に判定勝利、さらには今年3月のRIZINでパンクラス・ライト級王者・久米鷹介と激闘の末に勝利しMMAトップ対決を制している。

　会見で矢地は「武田選手は（ライト級で）チャンピオンのサトシ選手を除いて、日本人で一番の位置にいる選手。その選手と戦えるのは美味しい。この試合にしっかり勝って、ベルトに絡んでいければ」と武田を倒してタイトル戦線に名乗りを上げたいとする。

　対する武田は「矢地選手はチャンピオンでもないけど、ライト級エースの座に居座っているので、そこで僕が勝ってエースの座を奪ってやろうと思う」と矢地を倒し名を上げる気満々だ。

　続けて「（前戦の）川名選手とやった時の試合を見させてもらって、すごい上手くなってる。ブランニューやっちくんと言われていると思うけど、僕はBRAVEジムで宮田先生に1から10まで教えてもらってるので。それを試合で証明出来ればと思っている」と、矢地が前戦で見せた技量について評価しながらも、戦いに自信ありげに語った。

＜対戦決定カード＞
▼RIZIN　 MMAルール 71.0kg
武田光司（BRAVE）
vs
矢地祐介（フリー）

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