武尊が“無制限R 完全決着”希望! 榊原代表は「怖い…」桜庭vsホイス戦で苦労した前例も
那須川天心vs武尊が来年6月に”中立な舞台”で実現。本日24日、東京ドームホテルにてカード決定記者会見が行われた。
試合は58kgの契約体重、1キャッチ1アタック(掴んでの攻撃は1回のみ)のキックボクシングルールで行われ、ラウンド数などの詳細は今後の調整となるが、武尊が会見で「判定、ドローという結果はいらないと思うので、延長無制限ラウンドでやりたいと思います」と完全決着を望む発言をした。
会見後の囲み取材で、本イベントのプロデューサーを務めるRIZINの榊原代表が、この武尊が提案した“延長無制限ラウンド”について言及。
「想いは選手それぞれ持っている。昔の僕だったら、無制限ラウンドとか、無茶をしたかもしれません。しかし、終わる時間とか、色々なことを考える。無制限ラウンドという言葉には(過去)嫌な思いをしている、怖い」と、2000年のPRIDE(東京ドーム)にて、無制限ラウンドで実施した「桜庭和志vsホイス・グレイシー」が90分近くの試合になり、運営上の面で苦労したことを明かした。
続けて、仮に無制限ラウンドを実施した場合、ジャッジが各ラウンドでドロー裁定する傾向になることへの危惧や、放送局サイドにとって配信時間の尺の問題が浮上すること等を挙げ、「延長はあって1ラウンドとか。その中でマストでどう決着をつけるか。武尊の気持ちはよくわかる。(武尊が考える)完全決着がイコール無制限ラウンドではないという答えを僕が作り出せるように頑張る」と、この世紀のビックマッチに対し、選手だけでなく、関係各所、全てが納得いく方法を模索していく構えだ。
那須川は会見で、武尊の“延長無制限ラウンド”の提案に対し、「引き分けはいらないというか、そこまで持って行かなきゃいいっていう話」と、選手がKOを決めるなど、規定時間内で優劣のつく結果を見せれば良いとの意見。果たして、ルールは最終的にどのような形で落ち着くのか。
▶︎次ページは【動画】武尊が延長無制限Rを熱く希望したシーン
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