【ボクシング】井上尚弥、来年は「春と夏で統一、12月に階級アップが理想」と意欲
WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(28=大橋)が本日27日(22時〜)放送のWOWOWエキサイトマッチ『2021年総集編』にゲスト出演。昨日26日に都内で番組収録に臨んだ。
今年、井上は6月にアメリカのラスベガスでIBFの指名挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)にボディをえぐる強打で3回KOで圧勝、12月に行われた凱旋防衛戦ではIBF5位、WBA10位のアラン・ディパエン(タイ)を8回TKOで退けた。
【スロー動画】井上尚弥が放つ”悶絶左ボディ”が、ダスマリナスに食い込む瞬間 ※分解写真あり
そんな2021年を振り返った井上は「ラスベガスと日本で世界戦を2試合やれて良かった。自分なりにやりたいことはやれた」と満足のいく年だった様子だ。
来年2022年の目標として井上は「バンタム級でやるからには4団体の王座統一を目指す。その試合を含めて3試合やりたい」と話した。4団体統一には現在のところWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)とWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と戦う必要がある。
「ドネアでもカシメロでも、決まればどちらでもいい」と言うが、「カシメロとは対戦したことがないので自分もファンも見たいはず」とWBO王者との統一戦にも興味を示しているが、一方で「自分が欲しいのはベルトであってカシメロではない」とも。
そのうえで「タイミングであるとか団体の条件にもよるので、無理にそこにこだわらなくてもいいのかなとも思う。もしもバンタム級で自分の望む試合が実現しないならば他の選手と戦ったり、スーパー・バンタム級に上げて4階級制覇を目指すのも選択肢のひとつ」と転級にも意欲をみせている。
そして「来年は春と夏に試合をしてバンタム級王座を統一し、12月にスーパー・バンタム級に転向が理想」と加えた。
さて、番組『2021年総集編』では井上が印象に残った試合を数試合語るが果たして何位にランクされているのか。ちなみに2019年は井上対ドネア、2020年は井上対ジェイソン・マロニー(オーストラリア)が1位に選ばれており、井上の“3連覇”なるかという点も気になるところだ。
<WOWOW番組情報>
★エキサイトマッチ~世界プロボクシング 2021年総集編
【放送日】12月27日(月)夜10:00[WOWOWライブ]
・ゲスト:井上尚弥 /解説:長谷川穂積/実況:高柳謙一/進行:増田美香
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