【RIZIN】斎藤裕、朝倉未来に前戦で勝利も「アドバンテージと思っていない」

2021/12/29（水）UP
（最終更新：2021/12/29 20:13）

　RIZIN大みそか大会『RIZIN.33』（さいたまSA）で朝倉未来（トライフォース赤坂）と対戦する、前RIZINフェザー級王者・斎藤裕（パラエストラ小岩）が個別インタビューに応じた。
　斎藤は会見では「自分からアプローチをかけてゆく」と積極的な姿勢を見せた。

【フォト】インタビュー後、服を脱ぎムキムキの筋肉で仕上がりを見せた斎藤

　斎藤は朝倉と、昨年11月のRIZINフェザー級王座決定戦を争い勝利。王座に輝くも今年10月、牛久絢太郎との王座戦でTKO負けし陥落した。再起戦は、1年ぶり再戦の朝倉だ。

　その朝倉は、先の個別インタビューで「自分が挑戦者」と語っっている。
　これを受け斎藤は「再戦という形になるが、そこまで意識していない。朝倉選手も色々考え作戦を立てて来ると思う。（前戦で勝利したことが）あまりアドバンテージと思っていない。緊張感を持って戦いに臨みたい」と油断は無い。

　試合展開については「色々な展開を想定している。打撃だけ、寝技だけではないような気もしている」と総合的な展開になると言う。奇しくも朝倉が語っていた「打撃の展開も寝技の展開も入る、MMAっぽい試合になる」と似た予測のようだ。

　互いに手の内を知る再戦ということや、朝倉がカウンターを得意とすることからピリピリした神経戦になるのではという声もある。
　しかし斎藤は「自分からアプローチをかけてゆく。それは変わらない」とあくまで自分から仕掛けてゆくと言う。

　直前にYoutubeで出た事前動画『RIZIN CONFESSIONS』には、ONEのタイトルにも挑戦した国内フェザー級の強者・松嶋こよみと斎藤がスパーリングする様子が映されていた。
　斎藤は「松嶋選手は、朝倉選手に近い所がある。一回やっておきたかった。細かいことは言えないが、僕の中では収穫があった」と朝倉対策に手応えを感じている。

　来年の目標を聞かれ「今回の勝ち負けで変わってくることも有る。もう一回チャンピオンになってほしいという声も頂いている。今回勝ってストーリーに繋げていければ自分としてはわかりやすいのかな」と朝倉との再戦を制し、ベルト奪還のストーリーに乗りたいと意気込んだ。

☆この大会の全試合順、スケジュールなど詳細

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