【RIZIN】那須川天心、五味隆典との体重差は”13.3kg”「全力ぶつける」（那須川）

2021/12/30（木）UP
（最終更新：2021/12/31 13:20）

　12月31日（金）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.33』の前日計量が30日、行われ、RIZINスタンディングバウト（キックなし・ボクシングに準じる）で対戦する、那須川天心（23＝TARGET/Cygames）は62.00kg、初代PRIDEライト級王者・五味隆典（43＝イーストリンカンラスカルジム）は75.30kgでパス。なお、この一戦は規定体重は設けないが、実に体重差は13.3kgとなった。

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　フェイスオフでは、射抜くような視線で見つめる那須川に対し、五味は常時の試合と同じように、視線を外し向かい合う。

　那須川はマイクで「RIZIN最後の試合として、しっかりと全力を五味さんにぶつけたいと思います」と意気込む。

　一方の五味は「今現在軽量級トップの天心とやってみます。どうなるかはお楽しみにしてください」とコメントした。

　今回は那須川の、RIZINラストマッチだ。相手は誰になるのか長く注目が集まっていたが、相手が発表されない中、那須川が「五味さんとだったら最高の引退ができる」と自ら五味を指名した。

　ボクシングのエキシビションマッチといえば、対メイウェザー戦が思い出される。あの時も体重差はあったが「怖いですよね。いつスイッチ入るか分からないし、お祭りなんでね。判定ダメだよ、KOじゃなきゃって感じです」と、かつて五味がPRIDEのリングで発した名言を那須川が使って意気込む。また会見でも「倒すつもり行く」と格闘技の大先輩に、KO勝利でRIZINの幕を引くつもり。
　
　対する五味は「KOするつもりで戦わないと那須川の相手を務めるのは無理」と、一発を狙う。エキシビションとはいえ、共にKOを狙うヒリついた”卒業試合”になりそうだ。

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