【RIZIN】シバター、前日計量で久保に土下座「手加減してください！」

2021/12/30（木）UP
（最終更新：2022/01/08 21:10）

　12月31日（金）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.33』の前日計量が30日行われ、［RIZIN MMAスペシャルルール　90.0kg］で対戦する、シバター（フリー）は88.65kg、元K-1王者・久保優太（PURGE TOKYO/BRAVE）は76.20kgで大幅パスした。体重差は12.45kgとなる。

【フォト】RIZINガールも苦笑、トランクス姿で土下座、久保に手加減を頼むシバター

　シバターは、ファイトパンツやファッションビキニではなく、縞のトランクスで登場。パスすると、ホッとしたように胸をなで下ろした。

　ツーショット撮影では、久保がなぜか正露丸をシバターに差し出す。
　するとシバターは、久保に向かって突如土下座。手を合わせ「手加減してください！」と情けない声で懇願する。久保も苦笑し「これを飲んで」とばかりに正露丸を手渡した。

　フェイスオフでもシバターは、決して目を合わせようとせずに、腰が引けたままファイティングポーズを構える。撮影が終わると、シバターは正露丸を大事そうに両手で握り、退場した。

　シバターはカード決定後、久保との実力差から「出たくない」「命の危険を感じる」とビビリ散らかしていた。昨日の個別インタビューでも契約書を取り出し「提出するかまだ迷っています」と棄権を匂わせる往生際の悪さだ。

　対して久保はシバターの棄権騒動に振り回され「試合がなくなると思い、落ち込んで練習を一日休みました」と振り回された様子だ。
　個別インタビューでは「僕の攻撃は当たれば、体重差に関係なく倒れます。シバター選手には失神してもらいます」と怒りのKO宣言も飛び出している。

　しかしシバターも練習は行っており、DEEPフライ級王者・神龍誠のジムへ出稽古に行っては、必殺技「シャイニングドラゴンチョーク」を習い、昨年大晦日に激闘した元K-1ファイター・HIROYAのジムでの出稽古では「プレッシャージャンピングニー」を会得した。

　また久保にとってもこの一戦は、愛妻・サラが持ってきてくれた話だ。久保は「サラちゃんのためにも勝つ気持ち」と意気込み、また「元K-1王者として、立ち技格闘技を背負って試合に臨む覚悟」と自身の意地や背負うもののためにも、負けられない一戦となる。

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