久保のセコンド・宮田和幸氏、シバターの台本に”知ってたら八百長無視でやらせていた”
大晦日のRIZINではシバターが久保優太に1R、わずか94秒、腕十字で一本勝ち。一夜明け、SNSに八百長または台本疑惑が拡散した。シバターの試合のストーリー依頼のやりとりで久保が了承したと言うものだ。
これを受け、久保の所属ジムである『BRAVE』代表宮田和幸氏が、BRAVE公式のYoutubeチャンネルで「台本を聞いていれば八百長をさせなかった」と語った。
【動画】久保セコンドの宮田氏が語る、シバターの過去のやらせ疑惑についても言及!
大晦日当日、宮田氏はBRAVE所属選手である久保のセコンドについた。宮田氏は、久保がシバターに腕十字で左腕を伸ばされた後、3秒ほどでバトン(タオル)を投入し、これで久保のTKO負けが決まったのだ。
宮田氏は動画でまず、久保とシバターとの台本依頼のやりとりについて「相手(シバター)が、(試合を)やるやらないという交渉をRIZINではなく久保君にしたみたいで。(後で久保に)聞いたら、スポンサーさんやチケットも売っちゃった、身体も気持ちも作ったので試合したいというので受けちゃったみたい」と試合後に交渉の事情を聞いたという。
続けて「セコンドに言ってほしかったというのはあるんだけど」と前置きしつつ「言ったら試合させなかった。いや、させてそのまま『八百長や出来レース無しでいこう』って相手に合図して、やってもよかったかな」とシバターの提案には乗らずに試合をさせただろうと語る。
また、バトンを投げたことについて「多分あれが総合格闘技の選手、うちの(総合格闘技経験の長い)選手だったら投げないんだよね。関節は人に寄って柔らかさが違うし、逃げる技術もそれぞれなので、任せている」と総合格闘技の経験浅い久保だったからこそ、投げたと話す。
ここで宮田氏はBRAVEファイターの芦田崇宏と、試合での腕十字の瞬間を実演し、技の外し方や外せるための条件を詳しく説明する。
「練習の時、久保くんにこの技術は無かった。久保君は総合をはじめて半年、出来る技術じゃない」と久保を教えていたからこそ、逃げられない状態だと確信したと語る。
さらに自身も腕十字を我慢して、現在ヒジが完全には元に戻っていないと語り「(腕の靭帯が)切れたら半年、完全断裂だったら1年くらい(満足な練習も)ダメでしょ。セコンドとして一番は命を守る、怪我を守る。それが一番の仕事だと思っているんだけど、映像を見返したら判断は間違っていなかった」と久保の選手生命のためバトンを投げたと説明した。
動画では他にも、宮田氏が以前シバターの総合格闘技試合を偶然見た時に「ガチンコでやってない」「俺見破っちゃったんだよね」と、シバターの台本”常習犯”ぶりを暴露する衝撃のエピソードも披露している。
さらにRIZINのシバターの起用について「個人的には使ってほしくない」と不快感も表明した。
また腕十字の時に、なぜ逃げられなかったのか、どうすれば逃げられたのかも詳しく実演されており、総合格闘技ファンには必見の内容になっている。
【動画】久保セコンドの宮田氏が語る、シバターの過去のやらせ疑惑についても言及!
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