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“キックの神様”藤原敏男が天心vs武尊戦に「総合的には天心が上かな」武尊の注目ポイントも

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2022/01/15(土)UP

6月の那須川vs武尊の勝負の行方は

 今年6月に世紀の一戦が決まった、那須川天心(23=TARGET/Cygames)と武尊(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。史上初の外国人ムエタイ王者となった“キックの神様”藤原敏男(73)が、14日、このドリーム対決についてコメントした。

 藤原は、天心vs武尊の試合が決まったことを「選手にとって最高に嬉しいこと」として喜んだ。藤原が現役の頃はキックボクシング全盛期で、民放テレビ3局でキック団体の試合が放映されていたこともあった。今に置き換えれば藤原は、天心や武尊のような存在だったといえよう。

武尊戦で出るか!天心の大技”竜巻蹴り”がクリーンヒットする瞬間

 その藤原も現役当時、夢の対決と騒がれた試合があった。ボクシングの元WBA世界フェザー級王者・西城正三をTKOで下した藤原は、WBC世界ライト級チャンピオン(当時)のガッツ石松から「キックはシャモの喧嘩だ」と挑発され「キックなしルールで構わない」と対戦を熱望した。

 ところが、世紀の対決は注目を集めながらも実現せずに終わってしまう。当時を振り返り藤原は、「ガッツさんとは、やりたかったね。引退したあと、酒を飲んで和解しましたけど」と残念そうに語った。天心vs武尊を自分のことのように喜んだのは、そうした背景があるからなのだろう。

藤原は、武尊の強打を那須川がどう対応するのか注目しているという

 そして天心vs武尊の勝敗について聞くと、「勝負だから、結果は分からない」ことを前提にしながら、「総合的には那須川の方が上かな。武尊は攻撃力が強いので、彼がどういう動きで対応するか注目しています」とコメント。さらに、「スピードがあって攻撃を次々に出していく天心は、とてつもない大技を使いそうだね」と期待をかけた。 キックの神様から見ても、天心の動きは予想できないという。

“キックの神様”藤原が世紀の一戦を語った

 ちなみにその他YouTubeの予想では。魔裟斗は5Rなら武尊に勝機がある、天心のスピードが3R以降やや落ちてきて武尊の強打が当たりダウンもあるかもしれないと言う。また、朝倉未来は1Rなど早い段階なら天心がダウンやKOで勝ち、判定なら武尊と予想する。3人共通は天心のスピードと武尊のパワー。この2つの天秤は実際にはどのように動くのか。6月の大会が今から待ちきれない。

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