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【ボクシング】井上尚弥vsドネアの再戦が4月に日本開催の方向で交渉中=海外報道

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2022/01/18(火)UP

井上尚弥とドネア、4月日本開催で調整中という=写真は19年11月 WBSS調印式にて

 WBAスーパー、IBFバンタム級世界王者の井上尚弥(28=大橋)vs.WBC同級世界王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)が4月、日本開催の方向で交渉が進んでいると米専門メディア「ボクシングシーン」が本日18日報じた。

【動画】井上のパンチが流れる、しかし、ついにドネアがボディでダウンする衝撃シーン

 報道によると、ドネアのプロモーターでプロベルム社のリチャード・シェーファーCEOが現地時間の17日に同メディアに語ったもの。シェーファー氏は帝拳の本田会長と交渉していると語った上で「日本へ行くことに問題はない。ドネアはまたライオンの巣窟に行く度胸がある。このスポーツで最大のファイトのひとつだ。井上もこの試合を望んでいるはずだ。私はこの試合を成功させるため全力で進める。これがノニトとファンが望んでいることだ。それを成し遂げられると信じている」とマッチメイク成立に向け意気込みを語った。

 井上は昨日Twitterで「ひとまず走り込む。一番嫌いなトレーニングをどれだけ自分と向き合ってやれるか、今年は勝負の年だ」とつづっている。

 井上(22勝19KO無敗)とドネア(42勝28KO6敗)は2019年11月7日、WBSS決勝で対戦。互いに一進一退の激闘となったが、11Rで井上はドネアからダウンを奪い、判定111-116、113-114、109-117で勝利している。

 シェーファー氏は「あの試合以来、両者とも大きくなったし、おそらくさらに良くなっている。特にノニトに関しては興味深いところだ」とする。
 ドネアは井上に負けてからWBCバンタム級王者だったウバーリを昨年5月に4Rで沈め王座戴冠、昨年11月にはWBC同級暫定王者のガバリョもまた4Rで沈めた。井上もドネア戦以降3戦3KOと波に乗る。

 なお、もしこの交渉が決裂した場合、カシメロという選択肢も残すが昨年決裂しておりどうなるか。シェーファー氏はドネアの選択肢としてドネアがスーパーバンタム級に上げ、WBOとWBC王者のスティーブン・フルトン(20勝8KO無敗)との対戦も考えられるとシェーファー氏は語った。 

 どうしても実現させたい意気込みのシェーファー氏、果たして4月、井上vsドネアの再戦は実現なるか。

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