【RIZIN】榊原代表、朝倉海の“右手骨折出場”の非難に言及「戦う強い意思を尊重した」
RIZINの榊原代表が21日にRIZIN公式YouTubeチャンネルで行われたオンライン会見に出席し、昨年大晦日の朝倉海の右手骨折について言及した。
朝倉は大晦日のバンタム級グランプリ準決勝の瀧澤謙太戦の試合中に右手を骨折。その後に行われた決勝で、扇久保とフルラウンドを戦い抜いた朝倉は大会後、怪我をした状態で決勝を戦ったことを告白。
朝倉の不屈の闘志を称賛する声が上がった一方で、怪我をした選手を出場させたとして、RIZINを非難する声も一部上がっていた。
物議を醸したこの件について、榊原代表は「議論があることは分かる。選手の生命を考えたら、主催者が止めるべきじゃないかという意見があるのは十分理解できる」としながらも「選手生命に危険があるならば当然、止めるべきだと思う。しかし、本人の強い意志で今回は何が何でも決勝に行くんだと、我々に伝えてきた」と朝倉本人の戦う意思を尊重した上での判断だったことを説明。
続けて「痛みがあっても戦うというのは、トーナメントだからという訳ではなくて、普通のワンマッチでもある。選手は人生を賭けて戦うし、この一戦に賭けるのであれば、そのチャンスを掴まずに辞退するのではなくて、拳を痛めてでも戦いたいという意志は尊重したいと、僕は常に持っている」と、その判断の理由を語った。
主催者としての選手の健康管理の点については、「グローブの品質改良、レフェリングなど、色々なことをプロモーターとして考察して、さらなる成長に向けて、皆と吟味して次の道を見つけていきたい」と、今回の件を踏まえて、イベント向上の継続的な努力を約束した。
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