2022/01/28（金）UP
（最終更新：2022/01/28 18:04）

本日、ONE大会、手塚、和田、箕輪が出陣！（ABEMA「THE WONDER #34」より／©️ABEMA）

　本日、1月28日（金）にシンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE: ONLY THE BRAVE』にて、手塚裕之（31＝ハイブリッドレスリング山田道場/TGF）、和田竜光（33＝フリー）、箕輪ひろば（22=総合格闘技道場STF）ら、日本勢が世界の強豪と対戦するが、そう簡単には勝たせてもらえる相手ではない。

　本大会を生中継するABEMAが26日に配信した事前番組『THE WONDER #34』にて、この3選手が試合に向けて現在の想いを語っている。

手塚の豪腕が相手の顔面を破壊する

　第3試合のウェルター級マッチでエドソン・マルケス（ブラジル）と対戦する、パンクラスウェルター級王者・手塚は、栃木県に在住し、大自然の中でトレーニングをこなしつつ、実家の農家の仕事も行う”兼業格闘家”。手塚はONEで戦う理由として「俺は世界で有名になりたい」「日本という小さい枠に俺は埋れたくない、流されたくない」と胸を張る。

「強いファイターとやって、最強を証明したい。ONEのベルトを獲ってONEというものをUFCよりデカくしようよっていう気概でいます」と、語る手塚。当初の対戦相手は元ONE世界王者のゼバスチャン・カデスタムだったが、カデスタムの体調不良によりマルケスに変更となった。マルケスはブラジル強豪で、前戦ではKO負けするも、それまでは6戦連続KO勝利を収める豪腕ファイターだ。今回しっかりと勝利して、カデスタムに挑みたいところだ。

和田が連勝のワンを封じ込めるか。©️ONE

　第4試合のフライ級マッチでワン・シュオ（中国）と対戦する、元DEEPフライ級王者・和田は、「UFCとどれだけ差があるかと言ったら、どうなのかなと。（UFCの選手は）強いと思いますけど、ONEの選手も全然勝負できる」と、自身が戦う場所のONEを“世界”と捉え、一つ一つ勝利を積み重ねながらチャンピオンを目指すという。
　和田の相手のワンはノーランカーではあるが、現在5連勝、2連勝KOと勢いに乗る中国の実力者。激しい打撃を武器にしているが、和田はワンを封じ込めることができるか。

　また、第6試合のストロー級マッチで、元UFC戦士のジャレッド・ブルックス（米国）と対戦する、修斗世界王者の箕輪は「今回勝った方がタイトルマッチだと思う」と意気込み、今回のマッチメイクに「強い選手を当てられているのは事実だと思う。そもそもONEに弱い選手は存在しない。間違いなく世界トップクラスがあそこにいる」と、恐る様子は全くない。

パウンドを落とす箕輪©️ONE

　むしろ「俺ら日本人が勝てないとファンの人達が思っている、ONEは日本を潰しに来ているなと、そう思わせてしまっていること自体が申し訳ない」といい、「『なめんなよ日本人を』って思ってもらえる試合をしないといけない」と、強く心に誓った。

　ブルックスはストロー級世界トップの強豪ファイター。UFC2勝2敗の戦績を持ち、19年12月のBellator Japanで、RIZINでも活躍する元DEEP王者の越智晴雄に判定勝利。昨年11月にONEに初参戦すると、箕輪を苦しめたアディワンを持ち上げ豪快バスターで叩き落としチョークで戦慄の一本勝ちを収めた。

　確かに、今回は、箕輪の相手のブルックスを筆頭に、その他の2人も世界の強豪だ。そう簡単には勝たせてもらえる相手ではない。果たして、ONEの頂点を目指す、手塚、和田、箕輪は日の丸を背負い、どの様な戦いを見せるのか、注目だ。

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