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【K-1】卜部弘嵩と島野浩太朗、7年ぶりの再戦は共に「覚悟を持つ」と口を揃える

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2022/02/10(木)UP

卜部弘嵩(右)と島野浩太朗が激突

 2月27日(日)東京体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』。スーパーファイト-61kg契約で対戦する卜部弘嵩(32=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と島野浩太朗(29=菅原道場)のインタビューが主催者を通じて届いた。
 二人は、2014年11月にKrush-60kg王座決定戦で対戦しており、この時は卜部がダウンを2回、島野が1回奪うという応酬で、卜部が判定勝ちを収めている。

【動画】ダウン応酬の激戦!7年前に卜部が島野に勝利

7年の月日が経ち、再び戦う縁有る2人、卜部(左)と島野(右)

 卜部は上京前に、島野が所属する菅原道場へ出稽古に行っており、夏休みには合宿にも参加し道場で寝泊まりさせてもらっていたという。
 当時の菅原道場のエース・”狂拳”竹内裕二とスパーリングもしていた卜部。そんな2人を見て、入門したばかりの島野は”自分もこうなりたい”と憧れていたと言う。

 卜部も当時を振り返り「ずーっとコツコツサンドバックを打ち続けている中学生がいて、それが島野だったんです。竹内さんと練習するときは緊張しっぱなしで、周りのことは見えないぐらいだったんですけど、島野のことは『真面目に練習する子だな』と思った記憶があります」と練習生だった島野が印象に残っていたと言う。

7年前、右ハイキックで島野からダウンを奪った卜部

 その後11年にKrush -60kg級初代王座決定トーナメントで竹内にKO勝利し、王者となった卜部。13年に陥落したものの、14年に島野と同級王座決定戦を行い判定で勝利、王者に返り咲いた。
 卜部は「僕と島野、菅原道場さんには色んな歴史とストーリーがあると思います」と語る。

 島野との前戦について卜部は「当時の僕は自分が負けるなんて1mmも思わないような精神状態で、あの時の僕と今の勝ちに飢えている僕とでは心境が全く違います。そういう意味で、島野も色々経験したと思いますし、僕もたくさんのことを経験してきたので、前回とは違った形の試合になると思います」と7年前とは両者ともに違うとする。

 その上で「今は連敗が続いてしまい、目の前の一戦一戦が大事で、本当に勝ちに飢えている状態です。そういう意味で、今回は覚悟を持ってリングに上がりたいと思います」と意気込んだ。


7年前、右フックで卜部からダウンを奪った島野

 対する島野は、竹内と卜部が戦ったトーナメント決勝ではセコンドについていた。「2人が戦う姿を見て“自分もチャンピオンになりたい”と心の底から感じて。自分にとって先輩と弘嵩選手の試合が始まりの場所だったんです。その始まりの気持ちを超えるため、この試合は必ず突破しなきゃいけないと思っています」と若き日の憧れの気持ちを超える試合をしたいと語る。

 14年の卜部との初戦については「あの当時は経験も浅くて、自分が胸を借りる立場というか、ガムシャラにぶつかりに行くぐらいのことしかできなかったと思います。あの時は“何とかして食らいつくんだ”という自分だったので、あと一歩で勝てたとか、そこまで気持ちが追いついてなかったです。またファイターとして対峙して感じる凄みや気迫というものは時間は経ってますけどハッキリ覚えてます」と当時の卜部の迫力を思い出す。

 しかし今回は「あれからかなり時間が経ちましたし、一人の選手として堂々と弘嵩選手を破って夢をつなげたい、勝って先に進みたいです。今回こそは覚悟の一戦、このチャンスは絶対に逃すまいと思ってます」と必勝を誓った。

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