【K-1】優勝候補・玖村将史がK-1を背負う覚悟「武尊選手、もう大丈夫ですよ」=2.27スーパー・バンタム級王座T
2月27日(日)東京体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』で8人制のワンデートーナメント[第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント]に参戦する、優勝候補筆頭・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が公開練習を行った。
【動画】打たせず打って一撃KO!テクニシャンすぎる玖村の前戦
玖村は2019年K-1スーパー・バンタム級世界最強決定戦の準優勝者。その決勝で武居由樹にKO負けして以来、怒涛の4連勝中だ。
K-1のスーパー・バンタム級王座は初代王者が武尊、第2代王者が武居と、K-1の看板選手が巻いてきたベルト。
今年6月にはその武尊vs那須川天心の”世紀の一戦”が実現するが、玖村は「ぶっちゃけムカつきますよ。悔しい想いはあります。次、それを超えるような一戦、世紀の一戦と言われる試合を自分が出来るように、あの二人の試合を超えるようなファイターにならないとなと思っています」と心情を吐露する。
今回のトーナメントでは「次にこの階級のチャンピオンになった選手がこれからのK-1を背負っていくんかなと思うんですよ。それが出来るのは自分しかいない。『武尊選手、もう大丈夫ですよ』っていうか、玖村将史の時代が来たということを見せる大会だと思っています」と圧倒的にトーナメントを制覇し、世代交代の実現を狙う。
公開練習では鋭いシャドーを披露、さらにパンチをミットに叩き込んだ。玖村は「疲労は溜まってるんですけど、試合の日はベストな状態に仕上げられそうな感じです」と鬼気迫る表情でトレーナーのミット目がけてパンチを連打する。
1回戦の相手・鬼山桃太朗については「特に印象はないんですけど、ガンガン出てきてくれると思います。来てくれたらすぐ終わるんじゃないかな」とあまり眼中にない様子だ。
さらに「ぶっちゃけこのトーナメントで一番強いと思っているし、それを今回証明するだけなんで。K-1のチャンピオンになりたいなら僕を倒してからじゃないとチャンピオンにはなれないですよ」と誰が来ても迎え撃つと豪語してみせた。
もう一人の優勝候補と目されている第3代Krushバンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)も公開練習を行った。金子はバネのある打撃と飛びヒザ蹴りなどを武器にし、今トーナメントに参戦する玖村に付けられた1敗以外は全勝のレコードだ。
公開練習では蹴りのミット打ちを披露し、切れ味鋭い左右の蹴りを繰り出し続けた金子。キャリアで唯一黒星をつけられた玖村とはトーナメントの組み合わせ上、お互いに決勝に勝ち上がらないと対戦出来ない。
金子は「トーナメントなんで誰が来てもいいような感じで練習してますけど、一度玖村選手には負けているんで、そこに勝つことが出来ればいい形でリベンジが果たせる」と、最終決戦でのリベンジを思い描いている。
発表記者会見では「一回負けている玖村選手をKOで倒せれば、わかりやすく強くなったと皆に思われる」とKOリベンジ勝利を狙っている金子。果たして2人の決勝での対戦はあるのか。
また今回のトーナメントには元Krushバンタム級王者で、武居の元同門・佐々木洵樹(POWER OF DREAM)、現Krushスーパー・バンタム級王者・璃明武(りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス)、璃明武と1回戦で対戦するWMC日本バンタム級など三冠王の一航(新興ムエタイジム)らも参戦する、強豪ひしめくトーナメントとなっている。
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