【RIZIN】平本蓮、顔を大きく腫らす敗退に朝倉未来ら「経験不足」の声、殴った鈴木は両拳骨折の可能性
3月6日(日)に開催された『RIZIN LANDMARK vol.2』で、注目された平本蓮は激闘から強烈なパンチを何発も顔に被弾し、顔を大きく腫らす敗退。対する鈴木千裕は試合後の会見で、平本を殴った両拳が骨折した可能性を語った。
平本はK-1でゲーオやゴンナパーと正面から打ち合いKOしてきた逸材、鈴木はキックの現KNOCK OUT王者でMMA経験は9戦6勝と平本より経験値がある。1Rは激しい打ち合い、2R、3Rは打ち合いから鈴木が組みついて平本の打撃を封じるなどコントロール。鈴木に1日の長があった形だ。
顔が腫れた平本に対し、鈴木の顔の傷はかすり傷程度に見えたが、試合後の会見で両拳骨折の可能性を語った。
鈴木は両手を氷で冷やしながら「両手折れましたね。ボクシンググローブだと、クッション性があるけど、オープンフィンガーだと拳がパワーありすぎて耐えられないんですよね」とコメント。両手骨折なのかは明らかになっていないが、今後レントゲンを撮りに行く予定だという。
鈴木は平本を「キックボクサーというより、MMA選手でした。すごく強かったです」と認めた。平本は20年大晦日にMMA初挑戦で敗退後、渡米しMMA修行した成果はあったようだ。
平本はMMA2戦目も敗退となったが朝倉未来が試合後に「まーこんなもんよ まだまだ話にならんな」と平本に向けた声と思われるツイートをし、ファンは「実戦経験が少なすぎる」という朝倉同様にMMA経験と試合の少なさを指摘。そのため、これからに期待するというファンの声も多かった。
顔を大きく腫らし会見に現れた平本は「またすぐやります。足りないのは試合の経験、それがすごく分かったからどんどん試合する。こんなので引いていけない」と早くも前を向いた。
試合展開では、ヒジ打ちで鈴木にダメージを与えた実感はあった。だが「テイクダウン取りに行こうとも思っていたけど、倒しにいくことに拘ってしまった。もっと出来たところもある」と、これも経験不足の部分か。鈴木のパンチについては「いい拳でした」と認めた。
前戦から14か月ぶり試合でまだMMA2戦目の平本。対する鈴木は昨年9月からRIZINデビューし、この半年だけでもMMA3戦目にプラス、今年1月にはキックで強豪にKO勝利している。この経験の差だけでも大きい。
平本には成長も見え、経験を積んでいけば勝ちはある。
「ここで諦めるわけにはいかない」と語った平本の決意に期待したい。
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