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【K-1】元王者・椿原龍矢の再起戦に”16秒”年間最速KOの新美貴士「KOしか狙っていない」=4.3代々木

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2022/03/16(水)UP

元K-1王者の椿原(左)と現役Krush王者・新美(右)が対戦する

 4月3日(日)、代々木第一体育館にて開催される『K’FESTA.5』で元K-1 WORLD GPフェザー級王者の椿原龍矢(22)がKrushフェザー級王者・新美貴士(28)と同級ワンマッチにて対戦する。
 椿原は昨年12月に王座陥落以来の再起戦でいきなり強豪と激突だ。新美は昨年6月にはわずか16秒で王座防衛、昨年のK-1グループ年間最速KOとなっている。圧力も強いタフな選手だ。

【動画】新美の16秒殺KOの瞬間!=昨年K-1グループ最速KO記録

抜群のタイミングで椿原(右)はハイキックを放つ

 椿原は昨年3月に王者・江川優生を巧いステップワークとアウトボクシングスタイルで撃破し、ベルトを奪取。戦い方は対照的だ。
 試合まであと半月、主催者から意気込みが届き、椿原は再起戦でKrush王者の新美と戦うことについて「倒しがいのある選手。ベルトは失ってしまいましたが、もう一度ベルトを目指してやるには強い相手とやるのが一番早いので、僕もラッキーだなと思いましたね」と、相手にとって不足なしといった様子。

 対戦相手の新美の印象について「ガンガン前に出てくる選手だなと思っているのと、あと新美選手はほとんど負けてないじゃないですか。そういう新美選手に勝ったら僕のチャンピオン返り咲きの道は最速最短かなと思っているので、ラッキーやなと思ってます」と彼を再びベルトを巻くためのより良いステップと見ている。

 理想とする勝ち方については「打ち合いもできますし、距離を取って戦うこともできる。それが僕のスタイルなので、その時その時で最適に倒す方法を選んでいけたらと思います」とステップワークやアウトボクシングだけではないとする。

Krushの防衛戦ではわずか16秒でのKO劇を演じた新美

 対する新美は今回届いたインタビューで椿原のことを「距離を支配するのが上手い、常に足が動いている選手だと思います。同じ位置に立たせてくれない相手というか、自分も動かないといけない相手だっと思います」と分析。

 その上で「僕のなかでは攻略するイメージはできています。椿原選手のようなスタイルに圧倒してKOで勝った選手はなかなかいないので、それを自分が見せたいと思います。僕が距離を詰めて倒すことができれば試合は面白くなると思うし、僕はKOしか狙っていないのでしっかり倒せるように頑張ります」と、KO勝利にこだわるようだ。

 スタイルは違えど、お互い自分の距離でその盤石の強さを発揮する両者。K-1年間最大のビッグマッチの舞台、バチバチの激闘を期待したい。

▶︎次ページは【動画】新美の16秒殺KOの瞬間!=昨年K-1グループ最速KO記録

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