【RISE】YA-MANが伊藤澄哉との東京vs埼玉のヤンキー対決を制して、ストリート最強を目指す=4.2公開練習
4月2日(土)に開催される『RISE ELDORADO 2022 』で伊藤澄哉(戦ジム)と-64kg契約のオープンフィンガーグローブマッチで対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が公開練習を行った。YA-MANは昨年末の皇治戦以来の試合となる。
【動画】YA-MANが皇治に渾身の右ストレートを打ち込む瞬間
オープンフィンガーグローブでのマススパー、そして通常のグローブでミット打ちを公開した2人。常陸は細かいパンチ連打を披露し、YA-MANはワンツーで重いパンチを打ち込んだ。
東京vs埼玉のヤンキー対決として注目を集めるYA-MANと伊藤の一戦は、決闘の雰囲気が漂っている。YA-MANは、あらためてこの試合について聞かれると「オープンフィンガーグローブの試合なんで、本当のアウトローとやりたいと思って、伊藤選手を指名しました。伊藤選手はアウトロー界隈で有名な選手で、RISEへの出場が決まってから、なぜか自分の耳にも噂が入ってきたくらいです(苦笑)。喧嘩上等の殴り合いをしたいです」と抱負を語った。
埼玉側のYA-MANは東京への対抗心が強く、「俺らから見ると東京は高いハードルがあって、池袋は埼玉の植民地みたいな感じなんですけど(笑)、19歳で初めて東京へ行った時は怖かったですね。東京を代表するヤンキーに勝って、それほどでもないと埼玉の仲間に思わせたい。ストリートの本当の強いヤツと戦って、ストリート1番になりたい」と気合いを入れた。
また、スーパーフェザー級(-60kg)に参戦するYA-MANと同門の常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級2位)の公開練習も行われ、鋭いパンチ連打を披露した。現在、引き分けを挟んで6連勝中。とくに前回の岩郷泰成をKOした右フックはインパクトが大きい。
今回の相手は他団体王座も獲得している石月祐作(KAGAYAKI/同級1位、DBS、KROSS×OVER同級王者)。
常陸は「上のランクの人とやりたかった。まずは今回の試合できっちりと勝って、“常陸なら(チャンピオンを)倒せるかもしれない”と思わせたいですね」と野望を抱く。同門のYA-MANとともに、今大会で結果を残したいところだ。
現在、スーパーフェザー級王者はチャンヒョン・リーで、暫定王者が一馬だ。今回、ランキング上の石月に勝利し、タイトル戦につなぐことができるか。
【ヤンキー対決! YA-MANと伊藤の実績】
YA-MANはストリートファイトに明け暮れた10代を経て、大学時代にキックボクシングをスタート。18年に『RISING ROOKIES CUP』フェザー級で準優勝の実績を収めた。昨年5月にRISEでスタートしたOFGマッチで山口侑馬に衝撃KO勝利。9月には実力者・北井智大を1Rで沈めた。11月には自ら対戦を要求した中村寛からダウンを奪う快勝でOFG3連勝を飾った。その勢いで臨んだ大晦日のRIZINでは、ビッグネームである皇治と壮絶な打ち合いを展開。2-0の判定をもぎ取り、そのインパクトを全国区とした。
対する伊藤は、地下格闘技団体で17勝15KO無敗の実績を引っさげ、19年11月にRISEへ参戦。森香津眞を下すプロデビューを飾った。20年11月には川島史也、21年4月には水落洋祐に連続KO勝利と勢いづいたが、同9月にはタイトル挑戦経験を持つ実力者・実方拓海の牙城を崩せず、初黒星を喫した。天才ムエタイ少女・伊藤紗弥の兄だ。
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