【RIZIN】皇治、勝利の笑顔から一転「ダウンでしょあれは」レフリーにダメ出し
3月20日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催された『湘南美容クリニック presents RIZIN.34』で、皇治(TEAM ONE)が梅野源治(PHOENIX)にローキックとパンチで上回り判定2-0で勝利。試合後にインタビューに応じた。
皇治は右腕に大きな氷嚢を着けて登場。梅野の得意技・左ミドルのダメージによるもので「(自分は)タフなんですけど、痛かったですね。腕も腫れて、なかなかやりよったですね」と梅野の蹴りの威力を称えた。
試合内容については「冬眠明けなんで、勘弁してくれ」と笑いつつ、突如真顔になり「ダウンでしょあれは。レフリーどこ見とんやで、レフリーが1番寝ぼけとんちゃいます」とレフリーにダメ出しする。
3R、皇治の左フックに梅野がバランスを崩し、尻餅をついたがレフリーの判断はノーダウンだった。「別に良いんですよ勝ったから」と言いつつ、明らかに不服そうだ。
前回ノーコンテストの原因となったバッティングについては、スタイルの改良を「だいぶしましたよ」と胸を張る。続けて「今回バッティングしたらやばかった、本当に自殺せなあかんかったでしょ。ほんま悔しくて、去年の記憶覚えてない」と必死で修正してきたようだ。
さらに「会場入りする時、まじ震えた。控室にも盛り塩を盛りまくって試合したんですよ。怖かった。はじめて気を使って試合しましたよ」と、とにかく前回の二の舞にならないことに集中したと言う。
続けて「アンチのやつらは今日が俺の葬式と思って喜んでたと思うんですけど、生き延びてしまって”俺たちのスーパースター”でしょ」と自らの入場曲の名フレーズを出して笑う。
また「今回負けたら引退だったですし、もう戦えないと思ってました」と背水の覚悟で臨んだとも明かす。
もっとも「大晦日の試合に負けてから、ずっと女の子と北海道行ってて、トレーナーも怒っていたくらい。でも練習せんとムエタイチャンピオンに勝っちゃう」とショートノーティスでの試合だったが結果を出せたと得意げだ。
ロングフック等の中距離でのパンチも冴えていた今回の試合だったが、ボクシングの特訓成果は「不器用で、練習でしたことが全然試合で出来ないんで」と苦笑しつつ「必死こいて努力してたらいつか出るでしょ」と積み重ねの成果が出たと言う。
一方の梅野は試合後インタビューで「ジャッジはもっと勉強してほしい」と判定結果に納得の行かない様子で、長々語っていた。
これについて皇治は「言わせてあげてください、俺は何にも思ってないです」と懐の広い所を見せつつも、再度「それなら、どう考えてもダウンでしょあれは」と3Rの梅野の尻餅へのレフリングについて、引き続き不満を訴えていた。
▶次ページ:【動画】問題のノーダウン判定、皇治の左フックに梅野が尻餅
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