【RISE】ヘビー級期待の星“極真”南原健太、105kg巨漢相手に「蹴り技で、一瞬の隙を見抜く」と4連続KOに自信=4.2
4月2日(土)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『RISE ELDORADO 2022』のヘビー級ワンマッチにて、元HEAT総合ルールヘビー級王者カルリ・ギブレイン(ブラジル/ブラジリアン・タイ)と対戦する、昨年のデビューから3勝(3KO)無敗の南原健太(極真会館)が23日、都内で公開練習を行なった。
【動画】南原健太がノーモーションの戦慄のハイキックKO!(今年1月)
南原は同じ極真会館に所属し、同じく4月大会に参戦する第2代RISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノアと共に、空手の打たせ稽古と組み手を披露。お互い「押忍」の掛け声と共に十字を切ると、素手の拳で腹打ちや下段蹴りを気合の声を発しながら打ち合う。
組み手では、ブラジリアンキックなどの華麗な空手の蹴り技を披露。最後は両者同時の上段後ろ回し蹴りから残心の構え。正座での黙想で、空手家らしく締めた。
南原はKO街道爆進中のヘビー級期待の星。昨年7月にプロデビューし3連続KO勝利。極真空手では、18年全日本ウエイト制空手道選手権大会で準優勝。小学生時代は、那須川天心と空手の大会で争い6勝2敗と勝ち越している。
今回の相手のギブレインは身長190cmで体重105kgの巨漢。しかし、南原は「極真会館の本来の強さは、無差別級で1位を狙う競技になっていますので、今回は大きい相手になりますが、一撃必殺で仕留めようと思います」と体格差を気にする素振りはない。
また、4連続KOに期待が寄せられているが「僕自身は蹴り技でKOすることを狙っています。どの技で倒すというよりかは、相手の戦いながら一瞬の隙を見抜いて、どんな技でも倒せるように日々稽古しています」と強い自信。
とは言え、南原はこれまで85kg台で戦い、今回は本格的なヘビー級マッチと簡単な試合ではない。しかし、南原はこの試合に向けて93kgまで体重を上げ、相手との体重差を10kg程度に縮めたという。「体重を増やしたと同時に筋力もあげたので、パワー、スピードがついた。僕自身も早くリングに上がりたくてウズウズしています」と、自らの進化に楽しみな様子だ。
先輩のベイノア同様、キックの舞台でも、極真空手を貫く南原。実際に極真ルールがキックに活かせることはあるかを質問すると「極真空手は年々ルールが新しく改定されていてレベルが上がっています。特に、一瞬の隙を突いた足払いだったり、相手の攻撃をさばいて、上段蹴りを決めたりします。新改定ルールにより、キックボクシングに当てはまる反応の良さだったり、攻撃の一瞬の隙を作るスキルはとても生きていると思います」と語った。
RISEのビッグイベントの舞台で、南原は「僕自身のカラーは唯一のヘビー級マッチ。RISEのヘビー級は僕に任せて欲しいと思いますし、以前、極真会館のヘビー級でチャンピオンだった清水賢吾を超えるくらいのスターになりたいです」と、力強く語った。
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