【Krush】壬生狼が前日計量でキャラ爆発で「時は来た!」と破壊王宣言! ベルトを狙う池田は失笑=3.26後楽園
明日3月26日(土)に後楽園ホールで開催される『Krush.135』のKrushバンタム級タイトルマッチ(3分3R・延長1R)で、王者・壬生狼一輝(力道場静岡)と挑戦者・池田幸司(ReBORN経堂)が対戦。
本日25日、前日計量が行われ、壬生狼が52.90kg、池田は53kgで契約体重をクリアした。ダチョウ俱楽部とABEMA公式格闘YouTubeチャンネルで絡んだことが話題となった壬生狼は、計量でリアクション芸の成果を発揮した。
【動画】壬生狼がダチョウ倶楽部とのコラボで伝授されたリアクション芸
計量では、親指を突き上げて笑顔を見せる壬生狼。池田はマッスルポーズを決めて余裕の表情を見せた。会見では、頭に手ぬぐいを巻いて現れた壬生狼。ここから、彼の独演会が始まった。
まず池田が、「コンディションは過去イチというくらい最高の状態です。やってきたことをすべて出して、ベルトをつかみたいたいです」とマジメなコメント。壬生狼の番になると、席を立ち上がってテーブルの端に座る池田の方を向きながら「国民的アイドル、やる気、元気、一輝! 壬生狼一輝です! おい、池田! 今回、正直やりにくよ! もっとキャラつけろ! ダイナマイト池田か、ダイナマイト幸司に改名しろ!」と大声を出して無理難題を要求した。
相手の印象を聞かれると池田は、「チャンピオンながら2連敗で、そこそこの挑戦者が来て、焦っていると思います。明日はバチバチで倒していきます」とマイペースを貫くと、またしても壬生狼は立ち上がり(コメントする度に席を立つリアクション)「別に焦ってないよ! 印象は、でかい。それだけじゃ」と叫んで、大人しく座った。
ベルトが懸かった試合について池田は「格闘技を真剣にやっている中で、ベルトがないと語れないので、ベルトを獲っていい選手であることを証明したい」と語った。壬生狼は「ベルトはわしにとって息子、虎の子じゃ。息子は誰にも渡さんじゃろ。この息子をしっかりと育て上げます」とアピールした。
頭に巻いた手ぬぐいのことを指摘された壬生狼は、「このコスチュームの意味を紹介するよ、松方弘樹、破壊王、そしてこのワシ! 破壊を司る者しか着れんのじゃ! マオカラーはワシの特攻服じゃ! そして、ダチョウ俱楽部さんからもらった……、熱湯風呂の手ぬぐいじゃ。これで、リアクションの伝承、破壊の伝承、これで明日はばっちりじゃ」と説明した。ちなみにKrushの大会だから、破壊王というつながりらしい(中村プロデューサーが補足)。
一連のパフォーマンスを見た感想を聞かれた池田は、「こっちが絡みにくいわ。でも、好きっすね。ちゃんと、やってきてくれたんで」と答えると「逆にお前は何もないのか!」と壬生狼。池田は「ここで同じように返したら、大変なことになる」と返した周囲を笑わせた。
試合の展開について池田は、「長いリーチを活かして、しっかり壊してKOで決着したい」と抱負を語る。壬生狼は同じ調子で、「べつに対策はない! この試合はわしの禊マッチじゃ! 倒す時間は(と言って人差し指を立てる)、10分じゃ!」と、本戦(3分3R)ではなく延長戦での決着を予告した。
最後に、「今回のテーマは、破壊じゃ! 破壊して倒す! 時は来た!」と“破壊王”故・橋本真也さんの言葉を使った壬生狼。最後まで、キャラクターを貫いた。
パフォーマンスはともかく、試合はもちろん真剣勝負。壬生狼が王座を防衛するか、それとも池田が新王者になるか。明日、Krushに破壊王が降臨する。
【2人の近況】
壬生狼は、昨年3月に10戦無敗のままKrushバンタム級王座を戴冠したが、同年5月の[K-1バンタム級日本最強決定トーナメント]で黒田斗真にKO負け。同年12月のK-1で黒田とリマッチするも、延長判定負け。現在2連敗中だ。会見ではプロレスラーの大仁田厚になりきったキャラクターと、ふんどしなどの奇抜な衣装でインパクトを残している。
一方の池田は、K-1カレッジ2019 -55kg王者。5月のK-1バンタム級トーナメントに参戦するも、1回戦で黒田の飛びヒザ蹴りでKO負け。しかしその後、Krushで2連勝している。バンタム級にして170cmと高身長を誇り、打ち下ろしの右ストレートなど一撃で倒せる破壊力を持つ。
【計量結果】
▼メインイベント(第10試合)Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
壬生狼一輝(力道場静岡/同級王者/K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント準優勝、大和バンタム級王者)→52.90kg
vs
池田幸司(ReBORN経堂/挑戦者/K-1カレッジ2019 -55kg優勝)→53.00kg
※王者・壬生狼は初防衛戦
▼セミファイナル(第9試合)Krushバンタム級/3分3R・延長1R
松谷桐(ALONZA ABLAZE/元NJKFフライ級王者)→52.85kg
vs
野田蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg王者)→53.00kg
▼第8試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第4代Krushバンタム級王者)→54.95kg
vs
小倉尚也(スクランブル渋谷)→54.60kg
▼第7試合 Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
山崎陽一(KIKUCHI GYM/第3代Bigbangスーパー・ウェルター級王者)→69.95kg
vs
夜叉猿(力道場静岡/第33回K-1アマチュア チャレンジAクラス -70kg優勝)→70.00kg
▼第6試合 Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
真優(月心会チーム侍/J-GIRLSフライ級ニューヒロイン決定トーナメント優勝)→52.10kg→52.00kg
vs
鈴木万李弥(志村道場)→51.90kg
▼第5試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
宮崎勇樹(FLYSKY GYM/MA日本キックボクシング連盟フェザー級王者)→57.45kg
vs
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg王者)→57.45kg
▼第4試合 Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
真美(Team ImmortaL/NJKFミネルヴァライトフライ級王者)→47.20kg
vs
美伶(WARRIOR OSAKA/第8回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-50kg優勝、第28回K-1アマチュア チャレンジBクラス 女子-50kg優勝)→48.25kg→48.00kg
▼第3試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER/第30回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝)→57.35kg
vs
秀樹(レンジャージム)→57.30kg
▼第2試合 Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
MOE(若獅子会館/第19回K-1アマチュア チャレンジBクラス 女子-45kg優勝)→44.55kg
vs
森川侑凜(GRES 8Mile GYM/DREAM KHAOS女子アトム級トーナメント優勝、第8回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-45kg優勝)→44.75kg
▼第1試合 Krushバンタム級/3分3R・延長1R
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)→52.90kg
vs
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)→53.00kg
▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)→59.95kg
vs
宮川太陽(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→59.70kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushフェザー級/3分3R
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)→57.40kg
vs
啓斗(team ALL-WIN/第31回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝)→57.25kg
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