2022/04/01（金）UP
（最終更新：2022/04/01 13:23）

昨日来日したゴロフキン（Naoki Fukuda)

　WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太（35＝帝拳）と元世界3団体統一ミドル級王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン（39＝カザフスタン）の世界統一タイトル戦が、4月9日（土）さいたまスーパーアリーナにて開催されるが、昨日、ゴロフキンが来日。
　昨日、書面のみのメッセージを発表したが、本日1日、正午には「こんにちはジャパン！」とアルファベットでつづり、入国時の写真もアップした。

【フォト】ゴロフキンのムキムキな筋トレと驚異のマッスルポーズ

　昨日発表されたゴロフキンのメッセージでは「体調もよくハッピー。何回か試合が延長して、やっと日本に来てほっとした」とし、最後に「いい経験ができると信じています」とした。

　村田との一戦をいい経験というゴロフキン、海外で放送するDAZNは来日前にゴロフキンにインタビューすると、もし村田に勝利すれば宿敵“カネロ”アルバレスとの3戦目にターゲットを絞る。
　ゴロフキンはカネロに1敗1分。ともに接戦で甲乙つけがたい内容でゴロフキンが勝っていたという声も高い。
「最初の2戦の結果に悩まされることはない。プレッシャーは全く感じない」とゴロフキンは意気込む。
　一方、カネロは5月7日（日本時間8日）に米国でWBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル（ロシア）の持つ王座に挑戦する。両者が勝てば、対戦は実現するだろう。

　しかし、ゴロフキンと対戦する村田は12月の予定が延期されたことが逆にプラスになったと語り「試合では最高のパフォーマンスをしたい」とし、しっかり前へ圧力をかけて戦うとも語っている。

　世界の予想はゴロフキンだろう。そこを大きく覆し、村田が世界のミドル級のレジェンド、ゴロフキンに勝利することに期待したい。

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