【ボクシング】ゴロフキンが4度ダウン奪う圧倒のTKO勝ち、ミドル級通算21防衛世界記録達成
12月19日(土・日本時間)に米フロリダ州のセミノールハードロックホテル&カジノにて『IBF世界ミドル級タイトルマッチ』が行われ、王者ゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)がIBF3位のカミル・シェルメタ(31=ポーランド)に4度のダウンを奪いTKO勝利で初防衛に成功した。
ゴロフキンはこれまで3団体のミドル級王者となっており、今回の防衛で通算21防衛となった。これまで連続の最多防衛記録はバーナード・ホプキンスの20防衛と並んでいた。18年にサウル”カネロ”アルバレスに判定負けし最多連続防衛記録21を樹立することはできなかったが、昨年IBF同級王座を獲り、今回初防衛したことで通算21連続防衛となり通算ではホプキンスを抜いた。ゴロフキンは試合後のツイッターで通算21防衛記録に「ヒストリー!!!」と喜んだ。
試合は1R、圧力をかけ手数を出すシェルメタだったが、ゴロフキンはヘッドスリップ、ウィービングなどで当てさせず鋭くキレのあるパンチを返していく。調子は良さそうだ。
ゴロフキンは終盤にボディにアッパー、レバーブローを叩き込むとそのまま左フックでゴング直前にダウンを奪う。
2Rには右フックで2度目のダウンを奪うゴロフキン。ゴロフキンはとにかく左ジャブも左ストレートのように強力でシェルメタはゴロフキンのジャブに打ち終わりに反撃するがクリーンヒットは奪えない。
4Rには接近戦での打ち合いで右手で脇を差した状態から左フックで3度目のダウンを奪う。
ゴロフキンは7Rには勝負をかけたか、序盤からアグレッシブに仕掛ける。そしてカウンターのダブルの左ジャブで4度目のダウンを奪う。立ち上がり、ファイトは続けるシュルメタだが、顔は腫れ、パンチにも力はない。ラウンド終了後にレフェリーが試合を止め、ゴロフキンのTKO勝利となった。
これで明日、サウル”カネロ”アルバレスが勝てばゴロフキンとの3度目の統一戦が期待される。
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