【ボクシング】井岡一翔、V5戦はリベンジ戦か、18年に惜敗したニエテスと交渉へ
プロボクシングのWBOは昨日2日(日本時間)、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(33=志成)と、元世界4階級制覇王者で、同級1位ドニー・ニエテス(39=フィリピン)に対戦の交渉を開始することを命じたと公式サイトで発表した。
公式サイトによると、30日以内に合意に達しない場合、WBOの定めにより、最低落札額 10万ドル(約1200万円)の入札手続が行われる模様。
両者は18年大みそかにマカオで空位のWBO世界スーパーフライ級の王座を争い、僅差判定でニエテスが勝利し4階級制覇達成。対戦が決まれば井岡のV5をかけたリベンジ戦となる。
【動画】ニエテスの驚きの上手さ、井岡との一戦(2分のハイライト)
18年のニエテス戦では、階級を上げた井岡のパワーアップした攻撃も光ったが、14年負けなしのベテラン、ニエテスのうまさも目立ち判定2-1でニエテスに。その王座をニエテスは2ヶ月後の3月1日に返上。再び空位となった王座を19年6月にアストン・パリクテ(フィリピン)と争い、10回TKOで勝利し井岡が日本人初の4階級制覇、以降、田中恒成に勝利するなど4度の防衛に成功している。
井岡は昨年大みそかにIBF王者だったジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と、統一戦が決定していたが、コロナ感染拡大で中止に。代役となった福永亮次に判定勝ちして4度目の防衛に成功。夏にもアンカハスとの対戦が準備されていたが、アンカハスが2月にまさかの判定負けで10度目の防衛に失敗、井岡の対戦は白紙となっていた。
井岡は以前からアンカハス以外では元4階級制覇王者でWBC世界同級ダイヤモンド王者のローマン・ゴンサレス(帝拳)と対戦を希望していたが、まずはニエテスとの対戦交渉となった。
ニエテスは井岡戦後、昨年4月、2年3ヶ月ぶりにリングに上がりWBOインターナショナル同級王座を獲得、昨年12月に同王座の防衛戦はドロー防衛した。井岡戦後はこの2戦のみ、対戦が決定した場合、次こそ井岡の勝利が期待される。
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