【UFC】因縁の統一マッチに挑むスターリング、反則負けのヤンに向けて“挑発”動画を公開！=4.10
前戦のフェイスオフ、舌戦するヤン（左）とスターリング（右）
4月10日（日本時間）に開催される総合格闘技イベント『UFC273』セミメインのバンタム級タイトル統一戦にて対戦する、正規王者アルジャメイン・スターリング（米国）が、前回の試合で反則行為を行った暫定王者のピョートル・ヤン（ロシア）を馬鹿にし挑発するメッセージ付きの動画を公開した。
【動画】スターリングが反則負けのヤンを挑発する！問題となった反則ヒザ蹴り映像も
両者は昨年3月の『UFC259』に当時王者だったヤンの初防衛戦として対戦。試合は4R、ヤンがしゃがみ込んでいるスターリングの顔面へヒザ蹴りを打ち込み、スターリングがダメージで立ち上がれず、試合終了。この攻撃は禁止されている３点ポジション（両手両足の４点のうち、３点が地についている状態）での膝蹴りとし、故意の反則と判断され、ヤンは失格でスターリングが新王者となった。
スタンド勝負でスターリングを圧倒するヤン（左）（©Getty Images／UFC）
その後にスターリングが首の手術で戦線離脱し、昨年10月に行われた同級暫定王座決定戦で、ヤンが同級3位のコリー・サンドヘイゲンに判定勝利し、暫定王者となった。
スターリングは4日に自身のSNSにて、前回のヤンの反則行為を揶揄する動画を公開。映像では、スターリングが「馬鹿にも理解できるMMAルールブック」と書かれた本を手に、若手選手に有効技と反則技を指導。若手の一人が前回のヤンが行った3点ポジションのヒザ蹴りを放つと、「オマエ、何やってるんだよ！」と怒った。
この映像に、格闘技IQが高ければ「ベルトを失うことはい」とメッセージを添えたスターリング。前戦はこの反則がなければ、ヤンが勝利していたのではと囁かれる内容だったが、今回のリマッチ、勝利するのは、スターリングか、ヤンか。
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