【RIZIN】“裏最強”金原正徳「1週間前に新しい技を見つけた」と摩嶋一整戦へ向けて本領発揮か⁉=4.16
4月16日(土)に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN TRIGGER 3rd』で摩嶋一整(30=毛利道場)と対戦する金原正徳(39=リバーサルジム立川ALPHA9)が、公開練習を行った。金原は昨年10月に芦田崇宏を右ストレートでTKO勝ちを収めて以来のRIZIN 参戦となる。
【動画】金原が芦田を右ストレートで倒し、パウンド連打の波状攻撃
公開練習で金原は、矢地祐介と打撃マススパーを披露。ロータス世田谷でも練習を積んでおり、たくさんのトップファイターたちと切磋琢磨しているという。とくに長い付き合いとなる同ジムの八隅孝平会長に対しては、「託せるのは八隅会長しかいない」と言うほど全幅の信頼を寄せている。
金原は対戦カード発表記者会見で、「家族から大反対を受けた」と発言して会場を和ませたが、「あの後、嫁から『私はそんな人じゃない』と抗議を受けまして(笑)、反対はされましたけど、『決めたからには応援する』と言っていたことを釈明させていただきます」と訂正して笑いをとった。
その記者会見では「実力者同士の潰し合いをどう思うか」と問われて「俺のほうが全然強いでしょ、やってるもんが違うでしょ」と怒りモードだったが、その時の心境をあらためて聞くと「僕、すぐに怒っちゃう世代なんで、すみません。何か面白いことを言わないとと思っただけなんで」と弁明した。対戦相手の摩嶋に対しては、「強い選手だと思いますが、分からない部分が大きいですね。そういう意味では楽しみが大きいですね」と戦ってみないと実力が分からないという。
どんな試合を見せたいか聞かれると「ドロッドロの15分のMMAを見せつけて、矢地君にもドロッドロのMMAを見せつけてもらって、計30分間のドロッドロのMMAを堪能してもらいたいです」と隣りにいた矢地の顔を見て苦笑した。
ロータス世田谷での練習で、「1週間前に新しい技を見つけたので、試そうと思いました」と金原は気づきがあったことを明かした。もちろん内容は秘密のようだが、20年以上も現役を続けてきて、なおも発見があるのは向上心が高い証拠。今回の摩嶋戦で“裏最強”の本領発揮が見られそうだ。
【2人の近況】
金原は様々なファイターから最強説を囁かれ“日本裏最強”とも呼ばれるベテランファイター。初代戦極フェザー級王者として09年の大みそかには故・山本”KID”徳郁と対戦し判定勝利。14年にはUFCに参戦するなど、これまでメジャーの舞台を経験してきた。RIZIN初参戦となった20年2月にビクター・ヘンリーに敗れ引退を表明していたが、昨年10月の芦田崇宏戦で復帰、2R TKO勝利を挙げてみせた。
対する摩嶋は3歳から始めた柔道でインターハイ、国体に出場。15年には修斗ライト級新人王、18年にはRebel FCフェザー級王座を獲得。RIZINには20年8月に初出場し、現RIZINフェザー級王者・斎藤裕と対戦。1Rはテイクダウンを奪い優勢に進めるも、2R早々にサッカーボールキックからヒザ蹴りを受けTKO負けを喫した。昨年3月にはクレベル・コイケと戦いこちらも1Rはグラウンドコントロールで上回るも、2Rに三角絞めで一本負けした。
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