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【RIZIN】パンクラス王者・中島太一「ボクシングテクニックを活かしたい」とケラモフとの打撃勝負に活路=4.17

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2022/04/07(木)UP

中島太一が公開練習を行った(C)RIZIN FF

 4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催される『RIZIN.35』で、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦するパンクラス バンタム級王者・中島太一(ロータス世田谷)が公開練習を行った。中島は得意の打撃が、ケラモフに炸裂するか注目を集めている。

【動画】中島太一が井村塁をパンチ連打でKOする瞬間

 中島は金原正徳と打撃のマススパーを行い、「減量が順調でいつも通りです」とコメントした。RIZIN初参戦で、いきなりケラモフとの対戦はそのまま中島の期待値の高さを示している。対戦オファーが届いた時は、「強い選手だと思っていたので、嬉しかったですね」と喜んだという。

 ケラモフは20年2月にRIZINのリングでカイル・アグォンに判定勝利。昨年6月には当時の王者・斎藤裕と激突したが判定負けと日本で2回試合をしている。反則ギリギリのラフファイトを仕掛けてくることでも有名な危険なファイターだ。中島は、大丈夫なのだろうか。「たしかに、ロープを掴んでしまったり、パンチを掴んでくるのはグレーの部分なんで、そこは仕方がないと思っています。自分は、それを上回る動きをするだけですね」と揺るがない自信を持っている。

金原との打撃のマススパーを披露した中島(右)

 どんなテーマを持っているのか聞かれた中島は、「自分の強いところを出すだけですね。作戦は言いたくないですけど、ボクシングテクニックを活かしたい」と打ち合いにも応じる構えだ。

 パンクラス王者としての戦いを見せたい中島は、「チャンピオンになったからには負けていられないので、ちゃんと強さを発揮してケラモフ選手に勝ちたいと思います」と抱負を語った。ケラモフは、2019年4月に中島が対戦してスプリットで判定負けを喫したカイル・アグォンを下している。過去の戦績だけを見れば中島の苦戦が予想されるが、昨年12月の井村塁を倒した打撃力は国内トップクラス。打ち合いになれば、勝機は十分にあることだろう。RIZIN初参戦で大きなインパクトを残すことができれば、バンタム級戦線がさらに盛り上がるはずだ。

【2人の近況】

 中島は、打倒極のバランスが良いオールラウンダー。20年9月には現在RIZINに参戦している堀江圭功に判定勝利。21年5月のフェザー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチでISAOに挑んだが、惜しくも判定負け。その後、階級をバンタム級に下げ、21年12月のパンクラス暫定王者決定戦で井村塁にTKO勝利。王者となって、RIZINのリングに参戦する。

 対するケラモフは、18年のライト級トーナメントを制したトフィック・ムサエフと同門のファイター。柔道、コンバットサンボなど様々なバックボーンを持ち、20年2月にRIZINデビューを果たし、カイル・アグォンに判定勝利。昨年6月には当時の王者・斎藤裕と激突したが、惜しくも判定で敗れた。

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