2022/04/10（日）UP
（最終更新：2023/01/29 22:02）

前十字靭帯断裂の大ケガを負ったことを報告したぱんちゃん。ファンは、また強い姿が見られる日を待っている

　ショッキングなニュースが入ってきた。9日、ぱんちゃん璃奈（STRUGGLE）が自身のYouTubeチャンネルをアップし、練習中に大ケガを負い、しばらく戦列から離れることを報告した。

　ぱんちゃんは、『【ご報告】手術＆入院でしばらく格闘技から離れます。』という動画を配信し、ケガをした経緯と今後のことについて言及した。
　ぱんちゃんの説明によると、先週、練習中の軽いマススパーリングで前蹴りをキャッチされて片足になったところを軽く足払いされ、ヒザにある前十字靭帯が断裂したそうだ。前十字靭帯断裂をした格闘家で有名なのは、堀口恭司。堀口は復帰まで1年4ヵ月かかっている。

　ケガをした直後は、「息ができないくらいの痛みがあって、すぐに病院へ行って治療してもらったんですけど、CTを撮影したところ靭帯が切れている可能性があると。次の日に大きい病院でMRIを撮ったら切れていました」と語った。手術は来週13日に行うようで、内容は靭帯再腱術。入院は10日間となるが、全快には半年かかるという。

ぱんちゃんは、前十字靭帯断裂のケガで戦列から離れることを動画で伝えた（『ぱんチャンネル_ぱんちゃん璃奈』サムネイルより）

「聞いた時は、絶望で号泣しまいました。でも、今は大丈夫です。大きいケガをして引退するかもしれないと思って、これまで練習してきたので、起きてしまったのは仕方ないです」とぱんちゃんは、この状況を前向きにとらえている。

　ただし、「半年間、練習できないので、めちゃめちゃ心配です。お医者さんも、『100％戻るとは約束できない』と話していましたので、復帰しますとも引退しますとも言えない状況です。今年は海外に挑戦するのが目標だったんですけど、弱った姿で試合をするのは嫌です。この前の3月の試合くらいに動けないのは嫌です」と復帰を目指しても弱くなっていたら、リングに立ちたくないという思いもあるという。

　普通に歩けるようになるのが、早くて3カ月後。過酷なリハビリとの戦いが続き、そこから少しずつ本格的な練習を始めて、もとの強さを取り戻していくこととなる。焦って早く動き始めてしまえば、再腱した靭帯が切れてしまう可能性も出てくる。

　ぱんちゃんは、「またリングに戻りたいです。不安だけど、手術がんばってきます。応援してくれる方に、がんばる姿をみてほしいと思います」と気丈に語った。

　ファンからは「かなり時間が掛かると思いますが、無事に手術が成功することを祈ってます」といった声や、「ぱんちゃんの復帰をずっと待ってる」と激励するメッセージが多数、寄せられている。手術の成功、そして再びリングで勇姿が見られることを祈りたい。

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