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【HEAT】50回記念大会に石井慧がベラトール最速KOファイターと激突、皇治はキックラストマッチに挑む

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2022/04/12(火)UP

4月のK-1で脇腹を負傷した石井が電撃参戦を発表「今は無理をする時」

 5月7日(土)名古屋国際会議場イベントホールにて開催される『カケルホールディングス Presents HEAT50』の記者会見が12日都内にて行われた。

 本大会はHEATの第50回大会となるメモリアルイベント。発表済みのカードに加え、記念大会にふさわしい追加カードが発表された。

 HEAT総合ルールヘビー級王者・石井慧(35=チーム・クロコップ)の出場が決定。ダニエル・スポーン(アメリカ/CAMBRIDGE MARTIAN ARTS)と対戦する。

4月のK-1でKO勝利を飾った石井

 石井は2019年3月にHEAT総合ルールヘビー級タイトルを獲得。翌年1月には初防衛を果たした。昨年9月には立ち技競技への進出としてK-1に電撃参戦。トップファイターたちとしのぎを削り、現在3戦3勝(1KO)の戦績を残している。

 今年4月には『K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント』に出場し、1回戦で実方宏介を下すも、この試合で左脇腹を負傷し棄権していた。石井はこの負傷に「柔道の頃から同じところを何度もケガをしていて、クセになっている」と大きな問題ではないと主張。
 対戦相手のスポーンを「いい相手で本物のカード」と緊張感がある相手と評価。「“鉄は熱いうちに打て”じゃないですが、今は無理をする時。ここでがんばっていこうと思います」と、参戦に強い意気込みを見せた。
 スポーンは2009年11月、プロデビュー。最初の2年間は無敗で、6連勝、ベラトール史上最速9秒のKO記録を持つ。UFCのリアリティ番組ジ・アルティメット・ファイターにも出場。最近ではPFLを主戦場に活躍している。

皇治は古巣のHEATでキックボクシングラストファイトへ

 また、本大会には皇治(32=TEAM ONE)が参戦を表明。「志村館長に恩返しをしたい」と、古巣への参戦を決定した。なお、対戦相手や契約体重は本会見時点では未定とされている。
 以前から公言していたキックボクシング引退の舞台をこの『HEAT50』とすると宣言。HEATキックルールライト級、ISKA世界ライト級の王座を獲得したHEATという舞台への恩返しとして、本大会にはノーギャラで参戦すると明言した。

春日井はラストファイトの相手に夢を託せる選手を望む

 本大会で引退試合を迎える春日井“寒天”たけし(志村道場)は、当初志村館長からエキシビションの打診を受けていたというが、真剣勝負に臨みたいと直訴。「僕はUFCという夢がありましたが、そこまでいけなかったので、その夢を叶えてくれるような熱いファイトをしてくれる選手とやり合いたいと思います」と、ラストマッチは自らの夢を託せる相手との試合に臨む覚悟を語った。

 その他、既報カードを含む全10選手が会見に登壇。50回記念大会に向けた意気込みを語っている。

<登壇選手コメント>
▼HEAT MMA ライト級タイトルマッチ 5分5R
草MAX(TEAM CLIMB/2011年パンクラスNBT ウェルター級優勝)
「HEAT50回大会という記念すべき大会で挑戦者の岡野選手のような強い相手とできることをうれしく思います。ボコボコにされても自分が最後に立っていると思うので応援よろしくお願いします」
vs
岡野裕城(マッハ道場)
「今回タイトルマッチ。まずは目の前の対戦相手を倒すことしか考えていません。勝ったらベルトがついてくるので、今俺が持っている全てを使って対戦相手をボコボコにして、俺がチャンピオンになっても誰も文句を言えないような試合をしたいと思います」

▼HEAT MMA ミドル級(83.9kg) 5分3R
桜井隆多(R-BLOOD/第2代DEEPミドル級王者、第2代GRANDウェルター級王者)
「強い若者の流れに負けないように、自分の動きができればと思います」
vs
イゴール・タナベ(IGLOO/2018 紫帯ギ、ノーギ世界王者)
「MMA2戦目でこの50回記念大会に出られてうれしい。レジェンドの桜井選手とやらせてもらえるのもうれしいですが、前回の試合のようにすぐ極めます」

▼HEAT KICK ミドル級(70kg) 3 分 3R
アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場/第4代 HEAT KICK ミドル級王者)
「2月にK-1で試合をして、次はHEATの50回記念大会に出場します。今回は初めてのタイ人選手との試合。今までは全部パンチで倒してきたので、今回はタイ人の選手をキックでKOします」
vs
ラーシーシン・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF 世界ウェルター級王者)
※会見欠席

▼HEAT KICK 53kg 3分3R
鈴木万李弥(志村道場)
「前回のKrushで勝利できたので、今回のHEATもしっかり勝っていきたいと思います。初めてこんなに短い期間で試合をするんですけど、気持ちが切れないようにやってこれているので、いい試合ができると思います」
vs
小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO CREST)
※会見欠席

▼HEAT KICK 62kg 3分3R
安川侑己(志村道場/第4代HEATキックライト級王者)
「今回HEAT50回大会という記念の大会に出場させてもらえてうれしく思います。今回は強いタイ人の選手ですけど、2年振りのKOで勝ちたいと思います」
vs
モンダム・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
※会見欠席

☆この大会の対戦カード、スケジュール、チケット情報など

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