2022/04/15（金）UP
（最終更新：2022/04/17 12:37）

武田がインタビューに応じた（C）RIZIN.FF

　4月17日（日）東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナにて開催される『RIZIN.35』の試合前インタビューが、15日（金）に行われ、第5試合で対戦する武田光司（BRAVE）とスパイク・カーライル（アメリカ/Kings MMA Anaheim/Treigning Lab）がそれぞれインタビューに応じた。

【動画】武田がベイノアからアームバーを極めた瞬間

　武田は、髪を紫に染め上げインタビューに応じると「心機一転イメチェンしました。4月は初めてRIZINに参戦してダミアン・ブラウン選手に負けて、椎間板ヘルニアもあって嫌な月。乗り越えたいと思っています」と話す。日課であった日サロ通いを辞め、新たな気持ちでこの試合に臨むことを明かしている。

昨年の大晦日はベイノアに一本勝ちを収めた武田

「覚悟が決まった。今回の試合で終わっても良い気持ち。かけているし、乗り越えないといけない壁。外国人のトップ団体で試合してきた選手と戦えることを光栄に思うし、乗り越えないといけない」と、並々ならぬ決意でこの一戦に臨む。

　カーライルの印象については、戦い方で自身と似た部分を感じているという。「穴は何個か見つけた」と既に弱点の分析を終えているようだ。武田が、海外強豪相手にどのような試合を見せてくれるのか。

　一方のカーライルは寝技だけでなく、打撃の破壊力も持つファイターで、昨年12月のベラトール“堀口恭司vsセルジオ・ペティス”のアンダーカードで、衝撃的な逆転一本勝ちを見せた。現在はオールフィニッシュの4連勝中だ。15歳から日本で試合をすることが夢で、オファーがあった際は、1週間ほど寝られないほど喜んだという。

　武田については「コウジは現代の侍だと思っている。身長も同じくらいでレスリングスタイル」と分析。「自分が勝つ全ての技術を持っている。目標としてコウジをフィニッシュする最初の男になりたい。どんな状況でも勝利する術は持っている」と自信満々だ。

　武田の得意技である投げについても「おそらくあの体勢に持っていかれることはないと思う。もしなった場合でも、彼のスープレックスやアームバーについての対策は何度も練習して、カウンターや防御、防御からの攻めも用意しているので問題ないと思います」と既に対策済み。

　最後に「願わくば、何度も参戦してここのチャンピオンになりたいです」と継続参戦と王座戴冠の野望を語った。

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