【RIZIN】榊原CEOが総括、サトシは「ピットブルに楽勝」伊澤星花は女子スターへ期待「アトム級トーナメント実現は十分ある」
4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された格闘技イベント『RIZIN.35』の試合後の総括を榊原信行CEOが行った。
3大タイトルマッチとして、注目を集めた今大会。メインイベントでは王者・ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がジョニー・ケース(MMA LAB)から三角十字を極めて、リベンジを達成。ベルトを防衛した。
「サトシ選手のレベルアップが尋常じゃない。MMAって自由に引き出しがある中でインテリジェンスが問われるスポーツ。考えていることを結果に出して、リング上で実行できる選手は少ない。展開も含めて、MMAの戦うスタイルがある意味変わる可能性すら感じる勝利だった。素晴らしかった」とサトシを高評価。
ベラトール同級王者のパトリッキー・“ピットブル”・フレイレとの絡みも期待される中、榊原氏は「サトシだったら、ピットブルに勝てそうな気がする。楽勝で勝てるような気がする。見てみたいじゃないですか」と大いに期待を寄せる。
セミファイナルでは王者・牛久絢太郎(K-Clann)が斎藤裕(パラエストラ小岩)との再戦に判定勝利して、初防衛に成功した。
「牛久選手は1回目の(昨年10月に当時王者の斎藤を挑戦者・牛久が下した)時と風格も違う。半年間精進したんだと思います。牛久がベルトを巻く時に、僕は『敵じゃないです』と言った。俺は敵と思ってないよと。押しも押されぬチャンピオンは牛久絢太郎ですので、牛久を誇りに思いますし、この階級を引っ張っていってほしい」と、2連勝を見せた王者を称える。
第8試合では、挑戦者・伊澤星花(フリー)が王者・浜崎朱加(AACC)との再戦で勝利。プロ6戦目にして女王の座に就いた。
伊澤について、榊原氏は「次の日本女子格闘技界を引っ張っていく(選手)。SARAMI対(浅倉)カンナの試合とはスピードと迫力も違って見えた。2連続でほぼ完封だと言う結果になった。本当にRIZIN、DEEP JEWELSのチャンピオンとして引っ張っていってほしい」と新たなスターとして、絶賛する。
また、伊澤が試合後にアピールしていたRIZINスーパーアトム級トーナメント(GP)開催については「(可能性は)十分ある。メンバーは揃うと思う。今年トーナメント実現させていいんじゃないかと思わせられる内容でした。最終調整をして前向きに考えたい」と、22年度の実現は確度の高いものとしている。
昨日のRIZIN TRIGGERと、今日のRIZINナンバーシリーズの2大会は、新型コロナウイルスの蔓延により、入国出来なかった外国人選手を招聘してのマッチアップとなった。昨日のメインでは、矢地祐介(フリー)がルイス・グスタボ(EVOLUCAO THAI)に敗北するなど、外国勢相手に日本人は苦戦を強いられている。
そのような状況でも、海外との対抗戦や交流戦は「積極的にやるべきです。今日は1勝4敗ではありますが、RIZINの選手たちは、世界と戦いたいことに前向きな選手がいます」とワールドワイドな大会を作り上げる信念は揺るがない。「外国人独特のスピードや圧力を含めて、日本人選手はアジャストする必要がある。RIZINとしてその機会を提供していきたい」と、日本人選手にvs世界のマッチアップをするとしている。
次回大会として5月5日(木)『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3』(会場・非公開)の開催が決定している、格闘技イベントRIZIN。22年度の戦いに大注目だ。
▶︎次ページは【動画】サトシが三角十字で一本!天敵ケースが悶絶タップ
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