【RIZIN】プロ6戦目戴冠の伊澤星花、完勝も”悔し涙”「文句なしで倒す」とトーナメント開催希望
4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された『RIZIN.35』で王者・浜崎朱加(AACC)を判定で下して、プロ6戦目でRIZIN王座を戴冠した伊澤星花(フリー)が試合後のインタビューに応じた。
3Rに浜崎に腕十字を極められそうになったシーンはあったものの、1Rから果敢にタックルを仕掛け、下からは三角締めなどの寝技で攻めた伊澤。圧倒的な総合力を見せつけ、ジャッジは3者とも伊澤を支持。フルマークの判定勝ちでベルトを巻いた。
【動画】腕十字を狙う浜崎の顔面に、伊澤が蹴り上げ!
これで2冠と達成した伊澤は「肩に両方ベルトを持てて嬉しく思います。重たくてビックリしました」と喜ぶ。
日本MMAのトップを走ってきた浜崎を相手に2連勝。今回の試合も実力を見せつけての勝利だったが、試合後の涙は”悔し涙”。「3R目に下になった時に心が折れかけたのが悔しくて、(試合後)しゃべっていたら涙が出ました。まだまだ実力不足だなというのを実感しました。心の甘さが出てきたと思います。下になった時にすぐ動けばよかったけど、休んで様子見ようと思って、自分が攻められない時間が出来てしまった」という。
王者になった伊澤だが、自身の弱さを見つめるストイックさが強さの秘訣かもしれない。
試合後には女子スーパーアトム級トーナメントの開催をアピールした。「実際自分がRIZINに来てからは浜崎さんとしか戦っていない。誰には勝てないじゃないかという声はあると思う。全員トーナメントで当たった相手を文句無しで倒して、皆さんに認めていただきたいです」と改めてトーナメント開催を希望。
RIZIN王者となったことで「世界のレベル、団体を知らなかったのでRIZINがゴールとしてありました。でも、これからしっかり世界を考えていきたい。底力を上げて世界で戦える力を作っていきたい」と更なるステージを見据えた。
果たしてアトム級トーナメントの開催はあるのか。同大会のアトム級戦線では、浅倉カンナがSARAMIを下して、連敗を脱出している。王者となった今後の伊澤の戦いに注目したい。
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